コラム 婚活アプリの初対面、男性と女性では「会う」の意味が違っていた!?【婚活サバイバル・後編】

日本で新型コロナが猛威をふるいはじめた2020年、婚活パーティや街コンという出会いの場を完全に封印されてしまった同世代の友人女性は、致しかたなく10年ぶりにアプリ婚活を再開した。しかし、コロナ禍だからといって会うのを躊躇するわけでもないし、マッチング後すぐに会うのも抵抗ないのに、それなりにマッチングしても、「会う」どころか、「話す」こともできないという。

ここまでの話は、「新型コロナのせい!?真剣アプリ婚活しても「出会えない!!」アラフィフ女性の嘆き【婚活サバイバル・前半】」をご覧ください。

稀にリアルタイムでメッセージのラリーが続き、彼女が「会いましょう」と言って約束をとりつけることがあるらしい。ついこの間も、20分ほどラリーを続けた男性と面会の約束を取りつけることができたらしいのだが…。

ようやく「会える」となっても…

待ち合わせの場所に着くと、相手の男性はいなかった。彼女、何度か待ち合わせをバックレられた経験があるので「またか!?」と思っていたのだが、帰ろうかと思ったとき、1台の車が目の前に止まったそう。ウィンドウが下がり、顔を出したのは待ち合わせの相手…。

「ここ、止められないから、早く乗って!」と彼。

「待って待って!! いきなり車には乗れないですよ~。とりあえず、1回、降りてきてもらえないかな…」

開いたウィンドウの外側から運転席の彼に向ってそうお願いすると、彼はハンドルを握り直し、スーッと車を前進させた。

近くの駐車場でも探しているのだろう…彼女はそう思ってその場で待っていたが、5分経っても戻ってこない。10分経っても、戻ってくる気配がない。

「今日はもうないってことなのかな~(笑)?」

彼女が明るく軽い感じの絵文字を添えて彼にメッセージを送ると、すぐに彼からの着信が…。

「自意識高すぎ(笑)」

それからすぐに、アプリから彼の姿が消えた。つまり、彼女は彼にブロックされたのだ。

初対面は初対面。友だちではない!彼氏でもない!!

「アキ子だったら、20分くらいメッセージのやりとりしただけでの初対面で、車に乗って!って言われたら、乗る?」

彼女は私に真面目なトーンで聞いてきた。

もちろん、絶対に絶対に乗らない。そもそも20分間のメッセージくらいでは会わないけど、万が一、1年間やりとりしてそれなりにいろんな話をしたとしても、初対面で車はないわー。

「だよねぇ~」

「その人を疑っているとか、変な妄想をしているとかじゃない。ただ、手放しで信用するほどの情報はない! そうよね!?」

そうそう。

ちなみに私の知り合いである婚活女性たち(20代~50代)に聞いたところ、9割弱が私たちと同意見。危険回避としては“あたりまえ”という認識(だって、初対面に限らず、マッチングアプリで知り合った人の車に乗っちゃって事件に巻き込まれているってニュース、昔からよく見かけるもの!)。

残りの1割は「なんの抵抗もない」と言っていたのだが、この女性たち、そろいもそろってその場のノリで行動するパッションタイプ。ふだんから思慮深くないし、想像力がない。「好みの男性だったら乗っちゃうかも♪」と五分五分みたいな言いかたしているが、「軽い女」と思われないようとりあえず言っているだけだろう。彼女ら、100%、初対面でも車に乗ると思う。

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