コラム 2回目デートのお誘いでわかる、距離感の縮めかたがおかしいオトコ【婚活サバイバル・前編】

私、清葉アキ子は現在47歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系。都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことをSuits woman読者の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです…。

いい感じ♪の男性から誘われた2回目のデートは、まさかの……

緊急事態宣言も解除され、ようやく人と自由に会えるようになった。先日、あるスポーツのイベントに行きたくて、お誘いしたのがアラフォー独身のA子。このイベントにお誘いするなら、スポーツ雑誌の編集ライターをしている彼女と決めていた。

A子は国内外への出張取材が多いし、私はいろいろな雑誌をかけ持っていて連日締め切りに追われ、タイミングがなかなか合わなかったので、頻繁に会っていたわけではないのだが、ふと時間が合ったときには、2人で彼女が行きつけの店に行き、2人だけの女子会で豪勢な食事をして夜を明かしていた。単なる食いしん坊(笑)。

例のスポーツイベントのあと、数年ぶりにA子と2人だけの女子会を開催。場所は原宿。 天気がよく心地よい気候の夜だったので、テラス席に。誰もいないからまるで貸し切り気分♪  A子も久々の外食とあって、彼女の喉には次から次へとワインが注ぎ込まれていく。かなりいい気分になったらしく、珍しく、自分から恋バナを語り始めた。

美食家のA子は、お気に入りの店がいくつかあり、それらに毎晩のように1人で通っているため(緊急事態中は自粛)、シェフたちとも仲がいい。そのシェフたちから仲間のシェフや店を紹介され、行きつけの店は増えていった。

そんななか、ある店のシェフから、同じように美食家でその店に1人で通っている男性を紹介されたという。彼は全国にいくつか店を持つ年商10億円以上の事業のオーナーだったそう。お気に入りの店が同じであるならば、味覚も近いし、趣味も同じ。せっかくご紹介いただいたので、「では、一度お食事でも…」と、彼のお気に入りの店で食事をすることになった。

年齢はちょっと年上といっても40代。見た目は悪くない。収入は十分。趣味も同じ。食事中に話をしていても、イヤな感じはない。共通の知り合いから紹介されて出会ったのだから、このまま何度か会ってみて、いい感じに発展すればいいな…と思っていたところ、食事の帰りに、こう言われたらしい。

「再来週の4連休、なにしていますか? 一緒に沖縄に行きませんか?」

ん⁉ 旅行⁉

彼女でもないのに旅行に誘われた理由が分からない。もしかして、もともと何人かで行く予定があって、それに友人の1人として誘ってくれているのか? どう言葉を返そうか…と考えていると、彼は、こうつけ加えた。

沖縄に日帰りでおいしいもの食べに行こう! なんてことはない…よね。

「大丈夫。お金は僕が出すし、手配も全部僕がやるから心配ない。忙しかったら向こうで仕事をすればいいよ。僕もパソコン持っていくし!」

いや、スケジュールの問題でも、お金の話でも、手配をする時間がないことでもない。彼女でもないのに旅行に誘うってどういうことなの⁉ ただただ、そこが理解できないだけ。

いつもハキハキとモノを言うA子が珍しく「いや…、旅行はちょっと…」と言葉を濁して答えると、相手はキョトンとしていたそう。なにが問題なのかわからない、といったふうに。

「問題あるよね~(笑) でもさ、それを言葉にして言うと、なんか自分がそういうことを意識しすぎているように思われちゃうじゃない! でも、そんなことも考えないで行くことはできないよね。それに、その辺へのドライブじゃないから、なにかありそうなとき、あったときに途中で帰ってくることもできないしね……」

うんうん。

「いい人だと思うけれど、顔は知っていたとはいえ、ちゃんと話したのは初だった人と、2回目のデートで旅行なんて絶対に行けない。…っていうか、彼女じゃない人を旅行に誘う男性の神経がわからない。たぶん気に入ってくれたんだって思う。体が目的とかじゃないとも思う。でも、なんでそうなる⁉って思わない? つき合うにしろ、まだそうでないにしろ、デートってもっといろいろあるじゃない? なぜ旅行? しかも3泊4日も?」

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