コラム 自称「誰とでもすぐ仲よくなれる」44歳男性のコミュ力はいかほど?【後編・婚活サバイバル】

私、清葉アキ子は現在47歳で、大絶賛、婚活中。先日やりとりを始めた、大手企業勤務の44歳男性。プロフィールによると、3か国語を話す帰国子弟で、 いつも笑顔で、真面目で、だれとでもすぐに仲よくなれて、やさしい男…らしい。

いいね!を押してくれて、マッチングするとすぐにメッセージが。 「こんにちは。〇〇と言います。マッチングありがとうございます。よろしくお願いいたします。お酒も焼肉も、おいしいですよね! 休日はなにをしていますか?」

ここにモヤッと違和感。私、プロフィールに 「お酒と焼肉が好き♪」 なんて書いていないうえ、むしろ「お酒が飲めない」って書いてるんだけど…? せめてプロフィールくらい見てから話してほしいという想いをこめて返事を返すも、まったく気づいていない様子。ここまでの話は、詳しくは 自称「誰とでもすぐに仲よくなれる」44歳男性のコミュ力は、いかほど?【前編・婚活サバイバル】をご覧ください。

やりとりする相手のプロフィール文、読まないって、失礼じゃない!?

私は基本的にプロフィール文重視なので、どういう人かある程度分かったうえでマッチングするし(あ、今回は間違ってマッチングしちゃったけれど、一応、プロフィールはちゃんと見ていたし…)、最初のうちは、会話の糸口を探すためにもプロフィール文は何度も何度も見て、書かれていることは聞かないようにしたり、書かれていることを広げる質問をしたりする。

しばらくやりとりが続けば、相手のことをいろいろわかってくるので、さすがにそうそうプロフィール文を見直すことはないけれど、もし会うことになったときは、絶対に事前にプロフは見直してから会う。仕事でも、相手の会社のことを調べてから営業や取材に向かうのって、当然だもの!

プロフ文に書かれていることばかり聞いてくることも、なぜか勝手に同意させられていることも、私の返事にちゃんと呼応しない感じも、なんか、ちょっとずつ、もやっとする。でも、日本語がたどたどしいだけかもしれない…そう思い、とりあえず、サクッと返信をした。「沖縄には行ったことがないので、わかりません」。

さすがに、この短くそっけない答えで、自分のメッセージに問題があることに気づくだろう。

まぁ、そんな期待を少しはしたのだが…

4往復目は、こんなメッセージだった。「海外旅行はどのあたりに行かれたんですか?」。

勝手に雪見温泉がいいと勝手に同意させて、温泉の話は、もう終わり?

あのさー、私のプロフィールに、「海外旅行が好きで、今まで、このあたりに行きました」って、旅したことのある国名、ぜーんぶ書いてあるんですけど!! まだ、私のプロフィール、見ないのかよっ!

もはや、「もやっ」が「イラッ」に変わりかけている。ここまでくると、私自身に興味があるように思えないし、話を膨らませようとしているようにも感じられない。「プロフィールに書いているところが主な行先です」。ぶっきらぼうに返した。この返信をしたら、さすがにプロフィールを見ないと、次のメッセージは送れないと気づくだろう。

すると、彼は「アジア圏ならどこが好きですか?」と返してきた。プロフ文、見たのか? 見てないのか? どっちなんだいっ!!

ぶっちゃけ、どっちでもいいや。いままで、いきなり高圧的に話をしてくる人やコミュ症の人、自分の主張や理想を押し付けてくる人にはイラッとしたことがあったが、こんな短い文章のたわいもない内容で、イラッときたことはなかった。

私、リアルの世界では「滅多に怒らない、やさしい人間」なのよね、実は(ここではいつも毒を吐いているけれど(笑))。だから、イラッとした自分に驚いたし、イラッとしてしまった自分に反省もした。「こんなことでイラッとしちゃうなんて、もしかして、更年期なのかも!?」とすら思ってしまったもの!!

仮にそうだとしても(いや、絶対に違うと信じてるけど!)、彼の”鈍さ”は、私には無理!

意思疎通ができない鈍感さに唖然…。

正直、間違ってマッチングしちゃった相手だし、イラッとしながらやり取りする必要はひとつもない。

自称「いつも笑顔で、真面目で、だれとでもすぐに仲よくなれて、やさしい男」とあるけれど、たぶん、相手の気持ちを読み解くことができないから、自分だけ笑っているだけなんじゃ(笑)。真面目なら、もっとちゃんと相手のこと調べない? だれとでもすぐに仲よくなれていると思っているのは、きっとあなただけ…かと。やさしいかどうかは知ることはできなかったわ、ごめんなさいね~(笑)。

かつて、自分からメッセージを辞めるのが心苦しくて、いつも「ん!?」と思った相手にもメッセージをそれなりに返していたが、結局、そういう相手はすごくイヤな言葉を発して向こうから消えていく。がんばってもイヤな思いだけが残るから、疑問を感じる相手と無理してまでメッセージを続けるのは辞めよう!って、去年、決めたんだった…。

さようなら、よくわからん同意をさせられた日本語がおかしい彼…。プロフィールに書いてあることを聞かれてもなんとも思わないような、鈍感な女性か、心の広い女性とマッチングしてください。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。