10年前に結婚相談所に登録したものの、1人もお見合いをしないまま早々に退会し、5年ほど前からアプリでの婚活をしてきた私。
今回は、「アプリ」と「結婚相談所」のメリットとデメリットをお話しております。
アプリのメリットとデメリット、そして結婚相談所のメリットについては「アラサーの婚活、なにから始める?【婚活サバイバル・前編】」をご覧ください。
続いて、結婚相談所のデメリットは…。
結婚相談所のデメリットとは?
結婚相談所の場合、自分のペースで進められないのがデメリット。相談所ごとにルールがあり、そのルールにのっとって仲人的存在のかたに導かれる形で婚活を進めていく形になります。お見合いをしたら、即(即日もしくは24時間以内)にお返事をしなくてはいけないし、2回目以降会うことになったら、決められた期限内に、婚約に進むための”真剣交際”に進むかどうかを決めなくてはいけない。
となると、短期間の間にそれなりにコミュニケーションをとる必要が…。仮に自由恋愛のようにデートできる3カ月間だとしたら、毎週1回デートしたとしても12回。ビビビッときた1人に絞れるなら問題がないが、「この人をもう少し知りたい」という相手が何人かいるようだと、全員と毎週1回会うためには週末もアフター5もあけておく必要がある(もしくは休日に時間ギリで何本ものデートをこなすことになる)。
休日に趣味をしたり、夜に残業などしている場合ではない。ちなみに、お見合いのアポイントが多い場合は、休日や仕事のあとなどに続々と予定を入れていくことになり、プライベートの時間はほぼなくなると言っていい(と、結婚相談所に入会して3カ月で婚約した友人は言っていた)。
また、最初から「結婚目的」で会っているので、お見合いでもデートでも、仲よくなるための会話ではなく、「アリ」か「ナシ」かのオーディションになる。それは選ぶ側としてもそうだし、選ばれる側としても、常に勝負と決断が伴うというわけ。つねに選ばれるための勝負のリングに上がっている緊張感、そして、選ぶという目で相手の腹の中を探る緊張感に耐えられるか?というのも要点かもしれない。ちなみに多くの結婚相談所が、デート期間内はもちろん、”真剣交際”中であっても、お泊りは禁止(これは女性を守るためのルール)。このことからも、普通のカップルのようなデートではなく、自由恋愛とはまったく違う”近道を探り合うデート”ということがわかる。
そして、最大ともいえるデメリットは料金。
多くの紹介所が入会金と月会費が必要とされ、めでたくご成婚(婚約による退会)となった場合、成婚料が必要となる場合も。結婚相談所によって料金が異なるが、それは仲人的存在のかたのアドバイスやサービスが手厚いかどうかによる違いと言っていい(相談所によってはオプションで婚活のためのセミナーを開いたり、ファッションやトークのアドバイスをしたり、デートプランを考えてくれたりするところも!)。
アプリに比べるとかなり金額的負担が必要となるため、おのずと短期決戦を強いられることになる。経済的余裕があり、「結婚もお金で解決!」というかたにはデメリットにならないかもしれないが…。
ちなみに、条件のよい男性が多い結婚相談所では女性だけが成婚料を支払う必要があったり、入会金や月会費が男性より高かったりする場合も! 私が以前入会した結婚相談所では、年収1000万円以上の男性と成婚(婚約して退会)した際は、女性は20%増で成婚料を支払う必要があったんですよね(笑)。