コラム 【婚活サバイバル】アラフォー婚活女が見た、“婚活嫌い”のネガティブ乙女とポジティブ姫~その2~

「ポジティブ姫」系とは?

いわゆるあこがれ職業に就いているリア充女子や、子どものころから「可愛い」「美人」とちやほやされて育った女性に多いのがこのタイプ。誰からも愛されていると自負しているからこそ、「私が結婚できないわけ、ないじゃない!!」という揺るぎない自信がベースにある。だから、モテないの代名詞とも思える婚活なんてことをするのは、プライドが絶対に許さない。あくまでも選ぶのは自分側で、選ばれるという感覚はないに等しい。

人によっては、「結婚できないんじゃなくて、しないんです!」と涼しげな顔で言うが、「この私に見合う相手がいままでいなかっただけ」「毎日仕事が楽しく充実していたから本気で結婚を考えなかっただけ」「男に依存する生き方はしたくないだけ」などなど言い訳はいくらでも出てくる。

このタイプは婚活をする私に、冷ややかな視線を送り、そんなことはやめるようにと言ってくる。「自分は違う」と思うのか、単に不都合な事実に耳を塞ぎたいのかはわからないけれど、面白ネタとして話をしようとしても、「くだらない婚活の話は聞きたくない」とぴしゃりと一刀両断。

ミスコンでの受賞歴がある後輩の美人編集者が、まさにこの「ポジティブ姫」だ。彼女と話をしていると、「自分は誰からも愛されている」という前提で話が進む。

美人なので、合コンのメンバーとしてもよく駆り出されるのだが、「昨日の合コン、どうだった?」と聞くと、たいてい、こう答える。「連絡先も聞けない男は、仕事もできないダメなやつだよ。そんな奴は無理~!」。この私に連絡先を聞けないくらい消極的な男は断りです!ということらしいが、彼女に興味がないので連絡先を聞かなかった、という選択肢は彼女の中にないようだ。

また、男性からのお誘いにもかなりの自信。「大学時代に告白されたけどお断りした先輩から『久々に会おう』としつこく食事に誘われたので行ったんだけど、『もうすぐ結婚する』って言うの!むかついて帰ってきちゃった!!」。どうやら彼女のスーパーポジティブ思考では、いまも彼女のことが忘れられなくて、40歳になっても独身だったらもう一度告白しようと思ってダメ元で誘ったという筋書き。彼女的には、いまなら付き合ってあげてもいいと思って食事に行ったのに、ほかの人と8年も付き合ってて、しかも結婚するなんて、どういうこと!?と自分を諦めた彼に憤慨しているようだ。

この彼女、都合の悪いことは忘れるくらいスーパーポジティブシンキング。お酒が入っていい気分になると、過去にお付き合いしていたがたわいのないことで振った男性やいい感じだったけど自らフェイドアウトした男性に電話をかけるのだ。「久しぶり~!何してんの?」「彼女できた!?」「いま新宿にいるんだけど、暇なら飲もうよ!」と。理由もわからず、急に連絡が途絶えた過去の女性から連絡が来たら、たいていの男性は舞い上がるだろう。真夜中にもかかわらずホイホイと飲みに出てきた男性に、酔っぱらった彼女はしなだれかかりながら、少しろれつの回らない甘ったるい言葉で話をするが、翌朝になると「やっぱ、あの男は違うよね~!」と再度連絡を絶つ。自分から振った男性に、躊躇なく電話しちゃえるのが、すごい。自分に自信がなきゃできない、姫ならではのスゴワザだ!! 

とにかく、このお姫様たちのスーパーポジティブシンキングには、ネガティブな私はいつも脱帽しっぱなしである。

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