コラム 【婚活サバイバル】アラフォー婚活女も譲れない、価値観の違い~その2~

清葉アキ子、現在43歳婚活中。結婚を視野に入れると、価値観の違いが大きな壁に……~その1~はコチラ

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今までみたいに流せない

私自身が長くひとりで生きていることで自分の「価値観」ががっちりと固定してきているせいもあるのだろうが、恋愛対象なら許せたり流せたりしたことも、結婚を見据えるようになってから、不満に感じてしまうことが多くなった。

「価値観の違い」は単に金銭感覚の違いではなく、ふと気づいた不満のなかで相手に合わせられないほどのことや理解できないほどのことなのだと、30歳をすぎてからようやく気づいた。

とある40代半ばの男性は、何を買うにしても、何をするにしても、すべて人の目線(しかも異性)が第一にあった。「いい財布が欲しい」というので「いいというのは素材のこと? 一生ものってこと?」と聞いたら、「いま女性に人気のあのブランドの財布がいい。部下の女の子たちと食事に行ったときに『まぁ素敵!おしゃれね♥』と言われたい」と言う。とにかく、彼にとっての「価値観」は女性からの称賛なのだ。結局買った財布はと言えば、女性からも支持が熱い某ブランドにそっくりのもの!ちらっと見せるぶんにはバレないから、品質などは関係ないのだろう。いい年齢でお金もそこそこ持っているのに、自分の意思ではなくものを選び、かつ、品質ではなく見た目だけで選ぶ……その価値観はどうにも理解ができなかった。

同じく40代半ばの別の男性の話だが、何をするにしても金額の話をする。ある日デートでいちご狩りに行ったのだが、途中の道の駅に寄って、パック売りのいちごの価格を調べ、「30分食べ放題で2500円だから、60個食べないともとがとれない!」と何度も言い、現地に着いた瞬間から私と一言も口を利かず、ひとりで黙々といちごを狩り、食べ続けていた。挙句の果て、「気持ち悪い」といいながら「あと3つで新記録、あと2つで新記録……70個達成!」と食べ続けているのを見て、イッキに楽しさが冷めてしまった。

お金のない学生が格安&大盛りの店で「1週間何も食べなくていいくらい食べてやる!」と言うなら話が分かる。この男性、デート中に頻繁に「この値段でこの量だよ」という言葉が必ず出てくる。毎度ではないが、よく連れて行かれるのは210円のうどんや280円のカツ丼のお店(ちなみに奢りではなく各自会計)。デートの時間を楽しむことよりも、コスパ優先でしかものを考えられないところに、正直、セコいとすら思ってしまった。

40代前半の男性とのデートも、私には衝撃的だった。素敵なお店でのランチにドライブに、素敵な景色……デートのプランは完璧だった。しかし、最後、横浜の中華街で豚まんの食べ歩きをしていたら、その包み紙をなんの躊躇もなく、路上にポイと捨てた。その後、飲み物の空き缶を路肩に止まっていた自転車のかごにポンと投げ入れた。「え、ゴミは?」と聞いたら、「みんなやってることだからいいじゃん!」と平気で言った。「もう少し行けばゴミ箱くらいあるよ」とちょっと注意したら「真面目だね」と笑った。みんなやっていても、いい大人がすることじゃない……常識外れの感覚に、「あぁ、こういう人が子どもを育てちゃダメだな」と思ったら、気持ちがグッと冷めてしまった。

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