コラム 【婚活サバイバル】アラフォー婚活女も驚く、結婚相談所で最も困る人々~その2~

ある美人40代の場合

とある結婚相談所で、1か月に40人以上の男性からお見合いの申し込みがあるという40代後半の女性の話を聞いた。その中から彼女のフィルターにかかるとだれも面会相手が残らないので、カウンセラーがあえてなんの資料も見せずに面会を設定して会わせるなどしていたという。初対面後、興奮状態で彼女はいつも同じことを言う。「なんで私があんな男と結婚しなきゃいけないんですか!?」と。彼女、女子大生時代に読者モデルやプチタレントのようなことをしていたので、有名な芸能人との交流もあり、なかにはおつき合いに発展した方もいらっしゃるとか。その後、OL時代も合コンなどで高ステイタスの方と出会うことも多く、おつきあいする方々はみな高収入だったそう。ということで、「こんなに美人で、こんなすごい人ともおつきあいしていた私が!」という思考&発言になる。

例のカウンセラーは「彼女にしたい女と結婚したい女は違う」と何度も言って聞かせたし、条件のよい男性は若い女性を求めがちだという話もしたが、自分の価値の高さをとうとうと語るばかりで、1年経過して1人ともおつきあいができないという現実に直面しても、状況を把握しないままだったという。入会から2年、彼女がまもなく40代後半になるというとき「結婚に対しての考え方を変えない以上、たぶんあなたの思うような男性をご紹介できない」と伝えたら、カウンセラーに罵声を浴びせて退会していったそうだ。

美しすぎるが故の望みの高さ

別な結婚相談所のスタッフも、40代美人女医に手を焼いているとか。「私は美人でステイタスもある。ずっと医者と付き合ってきた。私はここまでのステイタスがあるのだから、それに見合う最高の男性を紹介して!」というのだが、彼女の言う“最高の男性”の条件がすごすぎて、「そんな男性はこの世にいるのか!?」というレベルだったという。「絶対に譲れない条件や性格の合う合わないなどは考慮したうえでマッチングすることはできますが、妄想の国の王子さまのような人は見つけることはできないし、正直、女性のステイタスがすごすぎて、男性側が引いてしまって面会に至らないのです」。彼女より年齢が上の方なら、そこも大きな心で迎えてくれそうなのだが、プロフィール写真を見せた時点で「私に釣り合わない」と一蹴されて終わるとか……。

正直、高収入男性と美人女性は、結婚相談所にとって最高の客寄せパンダだ。しかし、プライドの高さと自分の固定概念ががっちりしすぎていると、いつまでも残ってしまう不良債権になってしまう。

あぁ、「私は選ばれた人間なの!」という美人あるあるマインドや、「俺、すごいんだぜ!」という成功者あるあるマインドは、婚活には大きな足枷になるのね……。

美人が「このままではいかん!」と一念発起&開眼して一般マインドになってしまったら、私のようなふつう人間は太刀打ちできず残ってしまう!!同じ土俵に絶対乗ってこないでほしい……。

世の独身の美人さんたちよ、いままでどおり、高いプライドを持ち続けていて! 

「なんでこんなに美しい私が、こんな男に……!?」と美人過ぎる女性は思ってしまうのだ。それは決して、良縁にはつながらないのに。

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プロフィール

清葉 アキ子

1974年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後、独立して、ファッション誌の編集ライターに。子どものころから占いをすれば必ず26歳で結婚!と出ていたので何も考えず26歳まで生きていたけれど何も起きず、誤差もあるだろうと28歳くらいまで悠長に暮らしていたが、誤差ではないとようやく自覚。大好きな仕事で充実した毎日を過ごしているものの、仕事が大好きすぎて彼より仕事を選んでしまうことが恋愛敗北者になる原因のひとつ。仕事で数多くの恋愛企画、婚活企画を担当していることで、知識だけは豊富になる一方。基本的に真面目で考えすぎる傾向にあり、ノリや雰囲気にのまれにくいタイプ。