コラム 【嫌な女との付き合い方】 インスタ映えに必死すぎ?SNS世界に生きる女子の本音とつらさ~その1~

 最近の私はつらいことがあると、ヤクルトを飲むことに決めています。悲しい気持ちでいっぱいの身体に、なんだか乳酸菌が寄り添ってくれる気がして励まされるのですが、この話を友人にしたら「スピリチュアルな世界に入りかかっている」とひどく心配されました。次に納豆菌の話をし始めたら誰か止めてくださいね、どうも雨宮美奈子(あまみやみなこ)です。

さて、様々な人間関係に四苦八苦している女子に寄り添いたいと願って始めたこの連載『生きづら女子への処方箋』、第5回となる今回は「SNSの世界に生きている女子」、ここでは通称・SNS女子について取り上げてみましょう。

いまさら取り上げなくとも、“インスタ映え”などを意識してSNSで武装する乙女たちは、もはや平成の終わる今では当然の存在。自分が行きたい場所に行くのではなく、自分の食べたいものを食べるのではなく、選ぶ基準は「SNSで自慢できるかどうか』。SNSでドヤ顔できるカワイイ私を目指して今日も彼女たちはあちらこちらへと出かけては写真を撮影して加工したり、流行のハッシュタグに思い思いの気持ちを乗せてインターネットへと漂流させたりしています。

そんな彼女たちのあざとい写真が、ドヤ顔した投稿が流れてきた時、あなたの親指はいいね!ボタンを安らかな気持ちで押せていますか?アラサーを感じ始めた女性の加工され過ぎた写真に「ウッ」と思うことは、本当にありませんか?

今回はそんなSNS女子の生態に迫りながら、そんな女子たちへの接し方、そして悩みがちな私たちのSNSへの接し方についてまで触れてみましょう。

撮影するためなら食事もおあずけ!SNS女子の暴走はどこまでも

インスタ映えといえば、かわいいスイーツやインパクト抜群の料理の数々。もはや最近では店員さんのほうから「お写真どうぞ!」、「今から写真ポイントですよ」などと言ってくださるようなことすらあり、どれだけ多くの若い女性が料理の写真を撮ることを当たり前にしているかがよくわかります。

そんな料理を眼の前にした瞬間に、サッとスマホを構えるSNS女子。

いかに料理が美味しく、鮮やかに、綺麗に撮れるかの真剣勝負が始まるわけです。ふたりで一緒につつこうと言って注文した料理ですら、撮影が始まるまではこちらもおあずけ状態。

「まだ終わってない、ちょっと待って!」

「あ、そこだと影が入るの!少し横にずれて!」

カメラマン顔負けの的確な指示を出すSNS女子に、ついつい私たちも翻弄されてしまうことも。湯気がたっているうちに食べたいのに、イラッ!なんだよまじで!

そんなのを見ていると、ついつい果たして自分と一緒に料理を楽しみにきたのか、料理を撮るために一緒にきてほしかっただけなのか……なんて考えちゃって、ちょっと悲しくなっちゃいますよね。

さらに彼女たち、自分の写真を撮影するときは他撮り(他の人による撮影)よりも、自撮りのほうが自分のいい角度を調整しながら撮影できるので好きなわけですが、彼女たちが本当にすごいのはここから。目を大きく、小顔に加工するのはあたりまえ。ときに、写り込んだ余計なものを加工で消したり(!)、さらに背景になかったはずの虹を加えるなど、あの手この手の加工をさらさらとやってのけます。

逆に、尊敬。そんな気持ちになることでしょう……(遠い目)。

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