コラム 【酒とイタタ!】一人飲み仲間の女子会ツアー!思わぬミラクルが起きた話~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に、「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

一人飲み……と言っても、一人で孤独に飲むのが好きなのではありません。むしろ、連れのいない自由な状態で、酒の席で偶然同席した人々との会話を楽しみ、新たな親交を見出すのが一人飲みの醍醐味です。

そんな楽しみ方でバーに通っている女性たちは筆者だけではなく、同じ楽しみ方を好む者同士、話がはずんで途端に仲良くなる……という事もしばしば起きます。

今回は、そんな一人飲み女子が集って旅行に出かけたエピソードをご紹介します。筆者を含め、当事者たちは全員「女子旅」のつもりではしゃいでおりましたが、中に1名「戸籍上は男子」……つまりゲイ男子が混じっていたことで、驚きの展開が起こってしまうのです……!

実は一人飲み女子同士は、お互いすごくいい関係を築きやすい特徴がある!

一人飲みで新たに得るコミュニケーションの特徴として「ふだんの社会生活(元々の友人関係や職場)とは関係ないところからつきあいを始められる」というのがあります。

30代前後の「一人飲み適齢期」の女性って、それまでの人間関係にネガティブ要素が発生しやすい時期でもあるのです。

たとえば、学生時代から仲良くしていた女友達グループの中で既婚者が出て、以前のような感覚でスケジュールを立てられなくなったり。

職場で責任ある立場を任されたり、ふと気づけば新入社員グループから「プチお局」的立ち位置に見られてしまったり……などなど。

そんな時に、何の先入観もない状態で新たな人間関係を構築できる一人飲みは、格好のリラクゼーションになりえます。そこで出会った女友達と、同年代同士「それ、わかる~!」と共感できるポイントが出ても、お互いの話に登場する他の人々は全く見知らぬ人。「実は意外とつながってる人の愚痴を話してしまって、その後、ややこしいことに」なんていう人間関係の心配も、もともとつながっていない者同士なので、まったく無く、お互い気がラクなのです。

……という感じで仲良くなった一人飲み女子仲間たち5人で、とあるゴールデンウィークに「まったり女子会癒し旅」の企画が持ち上がりました。20代後半~40代で年齢も職場もバラバラ、共通点は「話してみたらなんか気が合うよね」という感覚だけ。みな、それなりに自分のライフスタイルを確立している年齢なので、ふだんの一人飲みの際にはいちいち約束して待合せたりはしていませんでした。そんな女性達がある夜たまたま同じバーで出くわし、話がはずみ、「ゴールデンウィークに父の別荘に一人でボケっとしに行こうと思ってたんだけど、よかったら一緒に来る?」という1名の提案に全員乗っかって、旅行企画が成立したのです。

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