【酒とイタタ!】初めて入店したその日に、ビル上階の怪しい部屋に招待された!?ヤバすぎるバーに都会の暗部を見た~その1~

【酒とイタタ!】初めて入店したその日に、ビル上階の怪しい部屋に招待された!?ヤバすぎるバーに都会の暗部を見た~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に、「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

筆者はお酒を飲む際、普段は気心の知れた行きつけ店ばかりを利用しています。お酒のお店って、単純に空腹を満たすための飲食店と違い、お店とお客の相性がものすごく自分に影響があります。単純にお酒が飲みたいだけなら家で飲んでもいいわけで、なぜお店に行くか?といえば、そこに、いい話し相手になるスタッフや、お客仲間がいるからなのです。気に入ったバーに通えば、よほどのアクシデントがない限り、そこそこ居心地よくお酒や会話を楽しめることが保証されているのです。

そんな筆者でも、時に冒険してみたくなることがあります。新たなバーの開拓です。

今回は、そんな冒険心を出した際に、都会の暗部を見てしまった経験についてお話します。

世田谷区の車道沿いにある、見た目からして怪しすぎるバーに、好奇心がムクムク

その店は、筆者が当時住んでいた部屋から最寄りのスーパーマーケットに行く途中の、大きな車道沿いにありました。最初は、そこが営業しているバーだとは思いませんでした。一見して「何かの店がつぶれて、その後借り手がいない空き事業物件」に見えたのです。

しかし、24時間営業のスーパーに遅い時間に買い物に行く際、空き物件だとばかり思っていたその一角に、明かりが灯っていることがあるのです。それでも最初は車道の反対側からチラ見して、「物件の大家さんが倉庫代わりにしてるのかしら」程度に思っていました。

しかしただの倉庫にしては、明かりがついている日数が多い様子。そこである夜、意識して前を通過してみました。ガラス扉から横目で中をうかがうと、中には簡素なバーカウンターがあり、お酒を飲んでいる人が!よく見れば扉に店名と思しきものが小さく書いてあります。

別の日にまた外からチラ見すると、カウンターの中の人も、お客側のメンツも違う人になっていて、ますます不思議!

とうとう筆者は好奇心を抑えきれず、店の扉を開けました。最初に発した言葉は

「あのー、ここは、お店なんでしょうか?」

するとカウンターの中の、40代後半くらいのテンガロンハットをかぶった男性が、やや緊張した面持ちで言いました。

「はい。お店です。飲み屋さんです」

筆者は入店して着席しました。

お店に見えなかった理由も、営業している理由もビックリな店

筆者がその日、意を決してその店に着席した理由の一つは、先に飲んでいたお客さんが20代後半の女性だったからです。ナチュラル系の優し気なルックスで、物好きな初見客(筆者)とも柔らかく会話してくれそうな雰囲気でした。

筆者は一人飲み歴の長い猛者ではありますが、初めてのバーに入る際には、それなりに緊張します。お酒の店って、前述したように店との相性がものすごく影響するので、あまりに合わない店だと一人客は疲れるのです。一人でバーに入ったら自分がオーダーした1杯を飲みきるまで、だいたいスタッフや近くのお客と会話します。会話自体をふってこない店や、あまりにも違うノリで話しかけてくる店だと、筆者の場合は疲れるのを通り越してムカつきます(笑)。だってバーって、1杯でそこそこの値段をとりますから、初めて来たお客に気を使わない、リピートしてもらおうとしないお店なんて、自分自身もバーテンダーを経験した事のある筆者にとっては、もはや『悪』ですらあるのです(笑)。

という筆者なりのバーへのポリシーがあるので、新規のお店を開拓する際には、外観や口コミを事前にふまえ、『最悪1杯で帰ることになっても、自分が来てみたかったんだからしゃーない』と納得してから入店します。

しかし今回のお店に関しては、そういう心構えナシ、「怪しすぎる」という好奇心に負けてフラりと突撃する状態です。優しそうな女性客の顔が見えなかったら、入る勇気も出ないような「怖いもの見たさ」なのです。

というわけで、まずはお店そのものについてリサーチすると、いろいろな謎が解けました。

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