【酒とイタタ!】「このくらいなら……」が人生の明暗を大きく分ける!闇な金銭授受が信頼関係の崩壊を生む~その1~

【酒とイタタ!】「このくらいなら……」が人生の明暗を大きく分ける!闇な金銭授受が信頼関係の崩壊を生む~その1~

小さな違和感をやり過ごしたあと、真実に気づいた時の不快さは底知れない、お金の不正

筆者がジゲンくんのお店を断りたくなった理由は、なんだと思いますか?

最初は楽しかったのです。他にもジゲンくんを好きな飲み仲間たちが訪れたり、初めてのお客様とも和やかに楽しめる空間が作られていました。ジゲンくんはお酒を供す手際もよく、でもフードをオーダーされると、クールなルックスのジゲンくんが意外に不器用に手こずったりして。そんな姿にお客たちがツッコみつつ、皆、笑顔でした。

違和感を感じたのは、お会計の時です。

「あれ?計算間違ってない?私、4杯は飲んだと思うんだけど」

筆者からジゲンくんにそう言った最初の時は、まだ不慣れなジゲンくんが伝票を付け間違えたのだ、と心から思っていました。お会計が、お酒1杯分安くなっていたのです。

「曜日マスター」には歩合給かつくのが常なので、売り上げを間違うとジゲンくんも損をしてしまいます。

しかしジゲンくんは筆者の自己申告に対し

「いい。これで」

と返してきました。クールキャラのジゲンくん的に、計算違いは自分のミスだから恥ずかしいと思っているのかな?という推測と、

「もしかして私、意外と酔ってて自分の飲んだ量をカン違いしているのかしら?」という不安が同時に湧きました。なので、

「これでいいんだっけ?……そっか」

と、提示された通りの金額だけ支払って帰宅しました。

しかし、同じような事が翌週も続くと、さすがに「これは故意に安くなってるんだ!」という確信が生まれます。提示された安すぎるお会計額を見た筆者がジゲンくんに困惑の表情を向けると、ジゲンくんはフッ、と口角だけあげてハンサム然と微笑みました。

ゾッとしました。ジゲンくんは、自分が気に入ったお客に不正なオマケをすることを「カッコイイ」と思っているのです。そして更に、筆者がそれを喜んで受け入れるような人間だと思っているのです。

そこから、筆者の個人的な不快以上の、恐ろしい負のループが生まれていくのです。その詳細は後編でお話します。

忘れてはいけないのが、彼は仕事中だということ。

~その2~に続きます。

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プロフィール

きたざわ御神酒

きたざわ おみき……テレビ、ラジオ、WEB、雑誌で執筆中の雑食系フリーライター。30歳で「バー・一人飲みデビュー」をし、以後、居住地の下北沢中心にあちこちのバーに出没。趣味は「知らない人と話すこと」。趣味が高じて、一瞬、バーの店長をやったことも。
時には夜から昼まで飲み続けたウン年間のバー生活?で学んだ「女子の一人飲みルール」的なお話から、「バーで出会ったトンデモキャラ」のネタ話など、働く女子のタメになったりならなかったり、まったくどうでもよく移動中に読み流したいお話まで、酒にまつわるいろんなエピソードを書いていきます。

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