コラム 困った時の弁護士選び…実は「選ぶ」だけでめちゃくちゃ大変?弁護士選びと相談の実例~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

先日、とあるトラブルでとても困って弁護士探しをしていた友人から相談を受け、筆者の飲み仲間ルートをたどって見つけた評判のいい弁護士を紹介し、結果、トラブルが解決!という、とても喜ばしい経験をしました。

しかし、一件落着するまでは、ずっとハラハラしておりました。

トラブルに関しての人材紹介って、いい形にまとまれば「あなたのおかげ!本当にありがとう!」になりますが、逆だったら?……人間関係のしこりを招くおそれを感じます。てか、感じてましたよ、解決するまで!

突然ですがみなさま、弁護士さんに相談した経験、ありますか?

実は、トラブルの当事者としての「弁護士探し」は、ものすご~く大変な事が多いのです。弁護士を探す作業が大変過ぎてエネルギーを消耗し、肝心のトラブルについてあきらめる事にした、という本末転倒の例もしばしば耳にします。

弁護士相談したい機会など、人生で一度も無いに越したことはありませんが、いつそういう必要性に出くわすかわかりません。そこで今回は、筆者の周囲の「弁護士探しと弁護士相談」の実例をいくつかご紹介します。

知人の「なぁなぁ」が最悪のトラブルに発展!一度は「知人だから」と許したものの……不誠実な対応にブチギレ!

まずは冒頭で述べた、最近の例をご紹介します。

サカタくん(仮名:40代独身男性)は一昨年に病気をして、脳の一部に後遺症が残ってしまいました。障害年金の支給要件に合致するので手続きを開始しようとしたところ、かつてサカタくんと同じ職場の同僚だった知人で、いまは独立して社労士業を営むAさんが「私が手続きするよ」と申し出てくれたので、お任せすることに。

Aさんに、手続きに必要な書類一式を渡して待っていたところ、なんと、知人ゆえの「なぁなぁ」なのか何なのか、提出書類の有効期限が切れるまでほったらかしにされてしまいます。

入院の後に通院闘病をしながら、しばらくはそれまでの貯金を切り崩して生活してきたサカタくん。脳の後遺症もあって思考の整理が混乱することもあり、Aさんに頼んだ年金手続きに着目するより前に、「今の自分にできる働き方で、少しでも働いて、今後の足しにしなければ」とアルバイトを開始します。通院中の身体にムチ打って働いている時、ふと「そういえばAさんに頼んだ障害年金、どうなっているんだろう?」と思い出します。

Aさんに問い合わせると、バツが悪かったのか「少しでもアルバイトできるなら、そんなに年金もらえないかも」と不誠実な言葉が!更に「申請するなら、前に預かった提出書類の期限がうっかり切れてしまったので、新たに申請して再送してほしい」との返答が……。

サカタくんはそれでも、一度はAさんに書類を再提出します。もともとは知人であるAさんを、心底悪く思いたくなかったのだそう。

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