コラム おうちごはんの底上げ法!おいしさの元は「調味料の置き換え」にあり!~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

いつになったら外で「ワ~イ!」とお酒を飲める日が来るのでしょうか?「ハシゴ酒」なんて言葉も、死語と化していくのかもしれない……という今日この頃。小規模飲食店愛好家の筆者としては、ふだんから「生活圏のお店のテイクアウトをじゃんじゃん活用して、自分も気分アップ、お店の経営も助けましょう!」とおすすめしているのですが。

そればっかり、というわけにもいきません。人にはフトコロ事情というものがありますからね。

しかし、おいしいもののパワーって凄いです。嫌なことがあった日も、気分がどよんと沈んだ時も、ふと口にした飲食物がものすごくおいしかったりすると、「なにこれ?」と一気にマイナス気分がふっとぶ!……という経験、皆さまにもあるのでは?

そこで今回は「おうちごはん」の中で、そんな「意外なおいしさ」に出合えるような、ごく簡単な「料理の底上げ法」をご提案します。

難しいのではと思っている方、大丈夫です。筆者はめんどくさがりの働く主婦ですので、手数の多い大変な方法は提唱しません。騙されたと思って読んでみてください。騙しませんから。

試しにまず、やってみてほしい「意外な調味料混ぜソース」2種

なんで筆者が料理の指南を?とお思いの方、筆者は友人の間では有名な料理上手なのです(笑)。加えて、夫(バーテンダーで元・和食料理人、かつ「化学調味料は避けたい」とかめんどくさいことを言うタイプ)と、主婦として10年以上、時短家庭料理バトルを繰り返し、いつの間にか周囲から「持ち寄り料理のレシピを教えて!」「どうやったらこういう『お店の味』みたいに作れるの?」と聞かれるようになりました。

そんな筆者が一番におすすめするのは、具体的なレシピの紹介よりも「超簡単な家庭料理の総合底上げ」の方法論です。こちらの効果を証明するため、まずは超簡単に試せる、2つのレシピをご紹介しましょう。

1:お上品な和風ドレッシング

めんつゆ・ポン酢を1対1で混ぜたものに、オリーブオイルを足して混ぜ、サラダのドレッシングに。
生野菜には上記のプレーンでもイケますが、お好みで、玉ねぎと和えてから使ったり、ニンニクや生姜、すりごま等をちょい足ししたり、ブラックペッパー等でアクセントをつけると、お肉やハム、海老などのタンパク質をのせたごちそう系サラダにも使えます。
すっぱいのが好きな人はレモン汁やリンゴ酢を足しても◎。


間に合わせで作ったプレーン+生野菜サラダでも、市販の醤油ドレッシングしか食べたことがなかったという男性は「深い味がする!なにこれ?有名なやつ?」と驚いていました。

2:ピーナッツバターの中華風めんつゆorタンタンメンスープorディップソース

ピーナッツバター・マヨネーズorヨーグルト・味噌多め……をなめらかに混ぜて、お好みでニンニクか生姜、もしくは両方をちょい足しします。
冷たいめんつゆで割れば「ごまつゆ」風になるし、温かい中華スープ割り+五香粉(ウーシャンフン。スーパーでも売ってるスパイス)+辛味(ラー油や豆板醤)足しでタンタンメンスープに。


家でどうしてもタンタンメンが食べたくなって、めんつゆで割ったスープを作って大成功。更に、辛い物好きの人と辛いものが苦手な人の分を同時に作れる(豆板醤を使う場合は、豆板醤の塩分が高いので、味噌やめんつゆ、スープと併せた時のしょっぱさを調整が必要)!

超おすすめなのは2です。専用の「タンタンメンの素」が無ければタンタンメンは食べられないと思い込んでる方、ぜひ試してみてください。

ピーナッツバターは練りごまの置き換えで使える便利調味料です。油分のコクや粘度、風味が似ていますが、ごまのほうがちょっとえぐみがあって大人っぽい味、ピーナッツは軽やかでやや甘み強め、という微妙な違いがあります。「軽やか」「甘み」は万人受けしやすい味覚なので、ごまのメニューをピーナッツに置き換えて作ると、だいたいウケがいいのです。

めんつゆを原液や醤油に置き換えして、ディップくらいの固さで作ると、スティック野菜のディップや、和え物のソースにも使えますし、生の鶏肉に和えておいて焼けば、バリ料理の「サテー」っぽくもなります。

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