コラム おうちごはんの底上げ法!おいしさの元は「調味料の置き換え」にあり!~その2~

いつになったら外で「ワ~イ!」とお酒を飲める日が来るのかしら……と悶々としてしまう今日この頃。好きな飲食店は、ぜひテイクアウトを活用して応援したいものですが、大金持ちでもない限り、そればかりというわけにもいきません。

そこで今回は、家でもおいしいものを作って気分をアゲるべく、ごく簡単な「家庭料理の底上げ法」をご提案しています。 その1では、筆者の料理スキルのご紹介と、まず作ってみてほしい「え?いつもの材料でこんな味ができるの?」という「ビックリ体感レシピ」を2つご紹介し、「お店の味」的なおいしさのポイントを考察しました。 ~その1~はこちら

後編では、既存のレシピをマネするばかりではなく、根本的な家庭料理スキルを、簡単に底上げする方法論を提唱します。

お店っぽい味= 「 雑味の少ないおいしさ」を作るため、まずは調味料を見直し!

料理の「おいしさ」のポイントは「味付け」と「食感」ですが、「食感」を操るには繊細な技術を要するものの、一方の「味付け」は素人でもマネしやすい部分の多い分野です。

「お店っぽい味」に近づけるために手っ取り早いのは「ちょっといい調味料」をそろえることです。

塩なら天然塩、砂糖なら上白糖ではなく、茶色系のてんさい糖やきび砂糖、粉末黒糖……などなど。安価に大量に出回っているタイプのものより、ややナチュラルなものをそろえると、それだけでも料理全体の風味が変化します。

また、醤油や酢も違いがわかりやすい。

醤油であれば、食卓用も煮物用も大きなボトルを数か月使いまわしている……というような方が、「使い切りフレッシュ」的な少量パックのものにとりかえるだけでも、風味は雲泥の差です。

酢に関しては、もう本当に味の違いが顕著です。ただただツーンと酸味が強い酢もあれば、まろやかで上品な酸味とうま味を感じる酢もあります。また、米酢とリンゴ酢やワインビネガーでは風味が全然違います。

「お店で食べた酢のものはおいしかったのに、家で作ると酸っぱくてまずい!」という方は、料理の腕ではなく、調味料選びが良くないのかもしれません。

「レモン汁は好きだけどお酢は苦手」という方もいますが、一度、高級酢やフルーツ由来のお酢を試してみると、好きな味がみつかるかも?高くても1本数百円から千円程度で果汁より日持ちするので、酢としては高級でも、日常使い用にコスパがいいはずです。

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