コラム パートナーからの「変なプレゼント」はなぜ起こる!? 原因と撲滅方法~その2~

今回は、「カレや夫からの変なプレゼント」を撲滅しつつ、「プレゼント」を本来の「カップルの関係を向上させるエッセンス」にできるようにする方法を探っております。

その1では「変なプレゼント」はそのモノよりも、それをくれた人の背景に見える気持ちの部分が「寂しい」のである、というメカニズムを解き、 筆者の周囲で上がった「変なプレゼント」ともらった後の経過実例をご紹介しました。 ~その1~はこちら

これを踏まえ、「良いプレゼントの招き方」、また「素晴らしいプレゼントを毎回もらえている熟年新婚夫婦の実例」を見つつ、本題に迫ってまいります。

もらった時は「変なプレゼント」と思っても、実は関係向上に役立った例をピックアップ!

その1で列挙した「変な(ガッカリ)プレゼント」のうち、実は意外と、その後の関係向上に役立ったモノがあります。それは「ゲームソフト+ゲーム端末」と「カスタム自転車」です。

完全に男性側の趣味に寄ったセレクトですが、実用的なモノなので、その後「一定期間、2人で一緒に行なう」という時間が生まれます。どちらも一定期間を過ぎれば女性側が興味を失う結果を生んではいますが、「そこそこ楽しかった」「ずっとはイヤだけど、たまにはいい」などの感想を生んでいます。

男性側にしてみれば、一定期間や時々であっても「自分の趣味をカップルで楽んだ」「ちょっとでも理解してくれた」という時間が持てただけで、大満足のようです。

ゲームの例では男性のほうが格段に上手なので「ふだんはあまりホメない夫を、心から『すご~い!』と言ったり、欲しいアイテムを夫のおかげでとってもらえたりして、嬉しくて自然と仲良し度が上がった」という報告も。

これをふまえると、男性に「さりげなくねだっておくといいプレゼント像」の一例がハッキリします。それは「共通の体験モノ」です。

ゲームや自転車は「モノ」のプレゼントを介しましたが、功を奏したのは「共通の体験」です。

プレゼントのセンスの無さそうな男性には、ふだんから「プレゼントって難しいよね」「私はモノより『思い出』派だな~」などほのめかし、モノではなくアクティビティーや小旅行、イベントなどの「体験」をプレゼントしてくれると喜ぶよ、とアピっておきましょう。

いつも素敵なプレゼントをもらっている、熟年新婚夫婦の実例

こうした「変なプレゼント」の悩みと無縁な、うらやましい女性・ナツさん(仮名:50代・新婚)の例もご紹介しましょう。

ナツさんはバリバリのワーキング・ウーマンで、最近、数年ほど同棲していた、バツイチのカレと入籍した新婚さんです。つい最近、ナツさんから『初めて自分以外の人に指輪買ってもらった!』と、写真付きの素敵なLINE報告が来ました。数か月前に入籍したので、「結婚指輪」でしょう。

ヨーロッパのアンティークだそうで、独特のエレガントなデザインが、ナツさんの薬指にしっくり似合っていました。ダンナさまは「入籍日」よりも「ナツさんが気に入る結婚指輪と出会うタイミング」を大切になさったのでしょう。

このご夫婦のように「世間的な常識」を置いてまで「贈られる人の気持ち」にフォーカスしたプレゼントができるって、もう本当にプレゼント・マスターです。

過去にもナツさんが「カレからもらった」と披露してくれた品々は、みなナツさんにしっくりとしていて、とても大切にされており、また、ナツさんがダンナさまに贈ったというモノもみなピッタリでした。

前編でも書いたように、プレゼントのセンスには「送り主が送る相手に、どのように注意を払っているか?」が表れると思います。このご夫婦はコロナ禍をきっかけに入籍されたのですが、お互いが大人として年月を重ねた上で「結婚してもしなくてもいい。一緒にいなくてもよくなったら別れる」という、「お互いの気持ち」ゆえに寄り沿ってきた自由な大人同士。「相手の欲しいモノは何か?」を落ち着いて、飾らずに、常に考える……という状況が続いたからこそ、この域に達しているのかもしれません。

「この人と付き合えるかな?」とか「相手は自分ほど好きじゃない気がする」とか、「この人と結婚するのが無難なのかな」「結婚していていいのかな」などなど、恋愛や愛情や打算、さまざまな思惑が渦巻いている間は、まだまだこの域にはいけなさそうです。

かくいう筆者も、記念日前になると「夫が変なプレゼントをしてきたらどうしよう?でも何もないのもイヤだな」的に、平静ではいられません。

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