コラム 婚活市場で優良物件!40オーバーの奥手ハイスぺ男子は『逃げ恥』の平匡さんだと思って攻略せよ~その2~

筆者の10年来の飲み仲間にして、「マンガの中の人⁉」と疑いたくなるほどの、ハイスペ中のハイスペ、なのに「彼女いない歴」をもう10年以上更新しているT君の例をもとに、

「婚活市場で超好物件になりそうなハイスぺ独身男子」のオトし方を考察しております。

その1では、T君の常識を超えたハイスぺぶりと、仕事ではそこまで使えるのに本人はそれほど幸せそうでないこと、また、そこまで使える人なのに恋愛は苦手、という状況を合わせ、 「K君はヒラマサ(ドラマ『逃げ恥』で星野源さんが演じた役)系」と結論づけました。 ~その1~はこちら

世の女性をキュン死させまくった平匡さん、「ヒラマサ系の素養があるなら私も挑んでみたい」という女性は少なくないでしょう。

しかしヒラマサ系の一番の問題は、本人にとっても相手の女性にとっても「一見したくらいでは彼がヒラマサ系だとわからない」ことなのです。

後編では「実はヒラマサ系」の見分け方から考察して参ります。

本人は好感触でも、相手から「彼は私に興味がない」とあきらめられてしまうハイスぺ男子の悪循環

女性側の視点で見ると、ヒラマサ系は皆はじめは、「私に全く興味がなさそうで、とりつく島がない」ように見えます。そこに「ハイスペック」という要素が加わると、「私程度じゃダメってことか」と思わせてしまうでしょう。

実は筆者、過去にT君に何人かの女性を紹介したことがありますが、みな一様に「T君は素敵だけど、私に全く興味がないと思う」と引いていきました。

しかしT君にその女性についての所感を聞いてみると、「とても素敵な女性でした。でも、彼女は自分には興味がないと思う」と言います。

筆者は長年、「女性側はともかく、T君は紹介者の私の顔をたてるためにそう言っただけで、実は紹介した女性が好みじゃなかったんだ」と思っていました。

しかし、です。先日一緒に飲んだ時に、T君が衝撃発言をしたのです。

「オミキさん、自分は、オタク用語でいうと『受(うけ)』なんです……」

オタク用語「受(うけ)」とは、ボーイズ・ラブにおける、性的な雌雄で「雌」にあたる「受動する側」のことです。酒が入ってるからってナニを言い出すんだよ!「実はゲイ」って告白かい?と一瞬混乱しましたが、そうではありません。筆者はT君の素敵な元彼女(10年以上昔の)とも仲良しでしたし、T君はアメリカ時代に学生結婚していた時期もあるのです。

彼が言いたいのは「自分は致命的なほど、女性に自分からアプローチできない性格なのだ」という事だ、と気づきました。

付け加えてT君は、「自分なんてクズ」とすら言いました。カッコつけて謙遜しているのではありません。20年近く友人なので、T君が本気でそう思っている、というのがわかります。その話が出たのは、筆者はT君に「誰か紹介したいけど、T君は実はすっごく好みにうるさそうだから」と言った後でした。それを受けてT君、とても真剣な面持ちで「自分は『受』で、クズで、周囲が良かれと素敵な女性を紹介してくれても、自分からアプローチすることが壊滅的にできず(猛烈に働いているので忙しい&自信が無さ過ぎて自分から誘うのが無理)で、ダメにしてしまってばかりで申し訳なく、いたたまれない」と告白してきたのです。

そこで筆者「『逃げ恥』の初期の平匡さんだったんだわ、この人」と感じたのです。

1 2