半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。
筆者の一人飲みの楽しみといえば、「その日、約束してない相手との偶然の会話」が一番だったので、コロナ禍以降は「空間をあけて」「ついたてをたてて」のソーシャル・ディスタンスが基本となる現在、無理して飲みに出る気も起きません。
というわけで今回は、かつての一人飲みの場で、筆者が周囲から「めちゃ頼りにされた趣味」について書こうと思います。自分の趣味を公開したいのではなく、「コロナ禍の中、おうち時間にセルフで身に付けられて、今後役立ちそうなスキル」をいろいろとご紹介するのが目的です。
筆者はまず「こだわりが強い」+「ケチ」という要素を持っていて、
お店で自分の理想とするモノが見つからないと「自分で理想のモノを作れないか?」と思うし、
欲しい商品や頼りたい技術があるときに「けっこう高額だなぁ」と感じると、「自分で作ったり間に合わせたりできないか?」と考えてしまうのです。
そうしていろいろ試した結果、「セルフではできないわ」とあきらめたモノから、他人さまから「作って」「やって」と頼んでもらえる程度にモノにできた、その気になれはお小遣い稼ぎになりそうな事もあります。
コロナ禍で必然的におうち時間が長くなる昨今、「時間を充実させたいな」という方、「副収入にできそうなことはないかしら?」とお探しの方、筆者の「やってみた」遍歴がご参考になれば幸いです。
まず一番オススメしたいのは「浴衣の着付」
筆者の「やってみた」遍歴は、「美容室ばりの複雑なヘアカラー」「アクセサリー→ジュエリーづくり」「まつげエクステンション」などいろいろあるのですが、それぞれの詳細は後述します。
「役立ち度」が最も高く、広くオススメしたいのが、まず「浴衣の着付」をセルフでできるようにすることです(加えて「アップスタイルのヘアセット」も上手にできると重宝です)。
浴衣を着る、となると「気崩れが不安」「おかしな着方になっていたら不安」などで、最初から美容室に頼もうという方、もしくは「悩ましいから着なくていいわ」という方、とてももったいないです!
筆者が他人さまから最もアテにされてきたスキルが「浴衣+それに合ったヘアセット」で、夏になると飲み仲間や、バーで出会った若いお嬢さま方から「できるの?やってほしい!」と頼まれました。
筆者は「趣味だからお金はいらないけど、気が済まなければビール1杯ごちそうしてもらうね」程度で済ませていましたが、
サロンでやってもらうと着付だけで4~8000円程度かかるので、少々の謝礼を設定しても問題ないスキルでしょう。
筆者の場合は実母が日本舞踊を習っていたこともあり、浴衣そのものの着付は母にならったのですが、帯結びは本や動画で何種類か身につけました。
本格的な着物となるとそれなりに難易度が上がりますが、浴衣は1枚で着られるし、帯も半幅帯や、最近であればリボン結びのように結べる大人用のお洒落兵児帯もあり、実は簡単に着られるようになります。