コラム コロナ禍で失業したらどうする?成功者に学ぶ、仕事で生き残る方法~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

お酒の席、というのは、ふだんなら話さないような本音の部分がポロっと漏れるのも面白みの1つです。そういう性質に頼って、筆者がお酒の席で積極的に聞いてきた話題の1つに、人それぞれの「仕事のモットー」があります。

20代からフリーランス・ワーカーになった筆者にとって、「デキる人の仕事のモットー」は、食いっぱぐれのない人生を送っていくために、ぜひ聞きたい重要なテーマでした。

「食いっぱぐれたらどうしよう?」「いつまでこの仕事を続けていられるかわかならい」という漠然とした不安から収集した情報ですが、コロナ禍で仕事のやり方や雇用形態も変化&過渡期にある昨今、フリーランスに限らず、こうした種類の不安を、意外と多くの人が感じているかもしれません。

……というわけで今回は、筆者の集めた「デキるフリーの仕事術」をいくつかご紹介します。

「仕事術」は、大きく分けて2系統の情報がある

「デキる人の仕事術」というと、巷では「こうすればもっと仕事がスムーズにできる。周囲に認められる働きにつながる」という「+α(プラスアルファ)」の情報があふれています。こちらもとても大事ですが、フリーランスの筆者が常に一番欲しかったのは、こうした「+α」の情報に限りません。

「仕事が無くなったらどうしよう?」の答えを、一番知りたかったのです。

……というわけで今回は、情報を2つの系統、
1:現状維持を前提に、「より良く」するための『+α』の仕事術
2:「仕事が無い!」というピンチに陥った時の『マイナスからゼロに戻す』仕事術
に分けてご紹介します。

デキる人に学ぶ!「より良く」するための『+α』の仕事術

まずはこちらのテーマから。

業種別にカバーするのではなく、すべての根幹となる「生き残る人の法則」を述べます。筆者が最も感銘を受けて心がけている2要素を教えてくれたのは、テレビ番組の構成や、演劇やショーの脚本で引っ張りダコの作家の女性・Aさんでした。

「仕事で生き残るための究極の2要素があって、どっちか1つでも極めれば生き残れるし、2つとも揃ってれば、そこそこでもなんとかなる。片方しかなくて、その片方もそこそこな人は生き残れない」と言われた「2要素」がこちらです。

1:仕事の実務に有能であること
2:「可愛げ」があること

1は当然で、若かりし頃の筆者は、1のみを目標に精進していけば良いもの、と思っていました。

2に関しては、人間関係をスムーズにする上での要素でしかなく、仕事そのものには関係ない、と思っていました。

そしてこの2要素を教えてくれたAさんは完全に1に特化した方で、とても厳しく、「私は仕事が突出してデキる人以外は、本当に顔と名前が記憶できない、困った性質なの」と告白されていました。更に「私自身、早くからこの2要素に気づいていたけれど、自分の性格や性質を分析するに『可愛げ』という要素のスキルが壊滅的に低いことが自覚できたから、それを凌駕するだけの実務スキルを磨くことに特化して、今まで生き残っている」とおっしゃいました。

その女性作家とは、とあるテレビ番組の構成陣に、筆者が若手の下っ端として呼んでいただいたお仕事でご一緒したのですが、確かに「トップ作家」としてメンバー入りしている2名のうち、1名がそのAさん、もう1名は「ザ・可愛げ人間」という感じの男性作家・Bさん……、要は当時の筆者から見て「仕事ができるように見えないチャラチャラした人」だったのです。

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