コラム 3日間食べない&寝ないと人間はこうなる……。体験者が語る、脳の暴走状態の危険性~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

コロナ禍の真っただ中で、年末年始ですね。例年、帰省したり、この時期しか会えない人と旧交を温めたりしている方も、今年は控えるというケース、多いでしょう。中には、「ほとんど誰とも会わない年末年始になりそう」という方もいらっしゃるのでは?

見たかった連続ドラマ等を全部さらって、友人とオンラインでつながって……など、それなりに楽しみな計画もお持ちの方もいると思いますが、一人で長期休暇を過ごす場合、絶対におろそかにしたり、忘れてはならない、大事な事があります。

それは、「食べる事」「寝る事」です。

何を当たり前の事を!と思われるかもしれませんが、実は筆者、かつて一人で連休を過ごした際に「食べる、寝るを忘れて、気づけば3日経過し、心身が危険な状態に陥った」経験があるのです。

コロナ禍による不安をまとったこの年末年始、一人で過ごされる際に、うっかりそのような状態にならないよう、

筆者がなぜそうなったか?その結果どうなったか?という、恥ずかしくも恐ろしい体験談を、反面教師としてお伝えしようと思います。

考えすぎなタイプの方、めんどくさがりなタイプの方、この冬、経済力に不安があって食事を切り詰めようと考えている方には、特に読んでいただきたい内容です。

考え事に集中しすぎ、「食べる」「寝る」を忘れるうっかり者が、この世には存在する

はい、段落タイトルの「うっかり者」は筆者です。

そんなバカな人がいるものか!と思う方も多そうですが、実在します。

筆者の場合は、とある3連休に、大変難しい仕事を抱えていた際、この状態に陥りました。

「大変難しい仕事」といっても、他人からすれば取るに足らない、読み流すような創作作品の企画制作依頼です。

内容はバカバカしい作品なのですが、依頼者が一風変わった方で、どんなことを「面白い」と感じる人なのが、とてもつかみにくかったのです。

今になって考えれば、作品のターゲットは依頼者ではなく「公開されたのちに、それを見る人々」なので、依頼者の個人的な好みを考えすぎずにアイデアをまとめても良かったのでしょうが、

筆者はその頃まだ青かったので、「アイデアを最初に見る依頼者が面白いと思えないものを出したくない」と真面目に思い詰め、ドツボにハマってしまいました。

当時の筆者は「頭を使う際に、食べると胃に血が集まって思考力が鈍るのがうっとおしい」と常々思っておりました。食べる事や美味しいものは大好きでしたが、それは余裕がある時に「楽しむ」もので、集中して考えたい時は1、2回食事を抜いたところで、落ち着いた時にしっかり食べれば問題ない、と考えていたのです。

有名クリエイターで「考える仕事の時には、缶コーヒー(ミルク&砂糖入り)しか口にしない」という方も知っているので、「頭を使う時は固形物は取らない仕事人間」は、一定数いるのかもしれません。が、要注意です!

筆者の場合はコーヒーはブラック党、お菓子を食べる習慣もありませんでした。その状態でひたすら仕事について考え、「いいアイデアのヒントは、意外なとこから来るかも」という使命感でテレビやネットを見たり、気分を変えるために散歩しながらネタ探しをし、アイデアの断片が浮かんだらメモを取る……という事を、普通にやっているつもりでした。

本人は。

しかし、知らないうちに「食べず寝ず」で3日も経過しており、大変危険な状態に陥ったのです。

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