コラム 年始の巣ごもりのお供にぜひ!お手頃価格でほっこりできる高級柑橘の魅力~その1~

一瞬で感動するレベルのおいしさなのに、その凄みがまだ知れ渡っていない高級柑橘

では、高級柑橘の実際の価格帯はどのくらいでしょう?

メディアなどでも話題になっている新しい品種「紅まどんな」は、
一昨年、産地の空港では直径12㎝程度の1個が、専用箱入りで700円、高級フルーツ店では1個1,000円、という値段がついていたようです。

しかし現在では栽培数を増加することができているようで、2020年12月に筆者が都内のスーパーで見かけた際には「2個498円」や「12個入り贈答品レベルが2,980円」の「紅まどんな」が売られていました。「紅まどんな」というブランド名は、一定条件をクリアした個体にしか使用できないので、スーパーで見つけることができるならば、ちゃんとした高級柑橘が1個200円前後で手に入るのです。

筆者が先日、この「紅まどんな」をちょっとしたお返し品として友人に渡したところ、3日後に

『なにこのみかん、ものすごいおいしくてビックリした!おいしすぎてテンション上がる!夫が興奮して、いまネット注文してる!』

というメッセージが届きました。

ホント、既存品種をベースに考えている人が食べると、そのレベルにたまげるのですよ。

しかし「3日後に実食して大興奮メッセージが届く」という実例が、「基本、そこまで期待されておらず、3日ほどは放っておかれた」という柑橘類のイメージのポテンシャルを表しています。身近でふつうにおいしい柑橘に親しんでいる歴史があるので、いきなり、たまげるほどの新種が存在するなんて、想像しない人が多いのでしょう。

実は筆者自身も、7~8年前に仕事先で「せとか」という品種の高級柑橘を2個おすそ分けいただき、帰りに寄ったバーでマスターに「なんかもらったから1個あげる」と渡した後に残りの1個の存在を忘れ、2日後に思い出して食べてみたら「な、な、なんじゃこりゃ~!」とおいしさに仰天した経験があります。

後日、1個あげたマスターの店に行ったら、開口一番「なんなんですか?あのみかん!すごかった!俺、彼女にもあげないで、興奮して1個全部食べちゃいました!」と言われました。

しつこいですが、そのレベルなんですよ、現代日本の高級柑橘。

「宮崎マンゴー」や、葡萄界のニュースター「シャインマスカット」を初めて食べた時の驚きを、手ごろな柑橘類でも体験できるのです。日本の農家さん、めちゃリスペクト!

高級柑橘をネット注文しよう!と思い立った方に、事前に伝えたい注意事項

ここまで推されると「食べてみようかな」と思ってくださる方も出そうです。生活圏に気合の入ったスーパーがある、デパ地下でちょい高めのやつを買ってみてもいい、という方は問題ありませんが、

「ネット注文しよう」と思っている方に向けて、注意事項があります。

柑橘のポテンシャル、恐るべし!

筆者は高級柑橘のネット注文で失敗したことがありますので、その経験を踏まえて「失敗しない買い方」を伝授します。~その2~に続きます。

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プロフィール

きたざわ御神酒

きたざわ おみき……テレビ、ラジオ、WEB、雑誌で執筆中の雑食系フリーライター。30歳で「バー・一人飲みデビュー」をし、以後、居住地の下北沢中心にあちこちのバーに出没。趣味は「知らない人と話すこと」。趣味が高じて、一瞬、バーの店長をやったことも。
時には夜から昼まで飲み続けたウン年間のバー生活?で学んだ「女子の一人飲みルール」的なお話から、「バーで出会ったトンデモキャラ」のネタ話など、働く女子のタメになったりならなかったり、まったくどうでもよく移動中に読み流したいお話まで、酒にまつわるいろんなエピソードを書いていきます。