コラム 年始の巣ごもりのお供にぜひ!お手頃価格でほっこりできる高級柑橘の魅力~その2~

今回は、「巣ごもり生活」を充実させる「超おいしいもの」、
筆者がここ数年すっかりハマり、新品種を次々に試している「高級柑橘」の素晴らしさ、買い方の注意点などをお送りしております。

その1では、「いくら高級っていっても柑橘だったら味の想像がつく」とナメられがちな高級柑橘が、実はこんなにすごいよ、というポイントを、周囲に配った際の実例とともにご紹介しました。~その1~はこちら

後編では、「じゃあ食べてみよう」と思ってくださった方のため、
店舗やネットで何度も高級柑橘を購入し、失敗もしたことのある筆者の実体験をふまえた「高級柑橘の買い方の注意点」をお届けします。

筆者の偏愛おすすめ高級柑橘3種は「紅まどんな」「せとか」「甘平」

「そんなにおいしい高級柑橘とやらを、まずは一度食べてみよう」と試し買いされる方に筆者がおすすめするのは、わりと最近の品種「紅まどんな」「せとか」「甘平(かんぺい)」です。

いずれも「品種改良のすごさ」を最前線で感じられ、それぞれを食べたレポは以下の通り。

紅まどんな……果肉がやわらかく果汁がパンパンで、とにかく甘い。歯が当たると果汁がブシャっと飛び出てくるよう。超フレッシュな高級ゼリーの凄いやつ(1個700円レベル)みたいなので、1個2~300円で買えるこの果実は、お得に感じる

せとか……柑橘らしいほのかな酸味をさわやかに感じられる、華やかな甘味。果肉がやわらかく、噛むと素晴らしい香りと果汁があふれ、「食べる超高級ジュース」のよう

甘平……酸味のトゲトゲしさを一切感じないのに、柑橘らしさもある、不思議で新しい甘み。ツブツブがプリっと立っていて、個体によってはさくっとしたイメージもあるような。もともとポンカンの食感が好きな筆者は、この品種が現在、1等賞

それぞれおいしいのですが、購入する際、注意点があります。

試しに購入してみるならば、「品種ブランド名」がついたタイプを買うか、「旬」をはずさない時期を知っておく

確実においしい個体に出会うには、以下の3つの方法があります。

1:フルーツショップ、デパ地下で高級品を買う
最高品質の個体しか並ばないお店で買えば確実です。しかし、「高級品でも手ごろ」なのが柑橘の魅力って書いてたじゃない!という方には……

2:スーパーやネットショップでも、「ブランド名つき」の個体を買う
「紅まどんな」や、高級柑橘の草分け「デコポン」などは、実は「品種」ではなく「ブランド名」です。「センサーなどに通して、一定の基準をクリアした個体にしかその名がつけられない」というやつです。ですので、比較的手ごろな値段であっても「紅まどんな」「デコポン」は、鮮度が落ちて安売りしている、などの悪条件にない限り、それだけでおいしさが保証されています。

ネットショップで「訳アリ。紅まどんなと同品種!」などのアオリで販売しているものは、旬であればおいしいものが多いですが、ブランド柑橘と同等の食味が保証されているわけではありません。

「目覚ましいおいしさを初体験したい」という目的の場合は、
ネットショップなら「紅まどんなと同品種3㎏3,000円」よりも、
同じショップの「紅まどんな2㎏3,000円」や、スーパーで2個498円の「紅まどんな」をおすすめします。

3:「ブランド名」のない「高級品種」は、「旬」のものを購入する
「せとか」「甘平」はブランド名ではなく品種名なので、個体差があります。

高級ショップや、スーパーなどの実店舗で売られている個体は「高級品種」というイメージを守るための優良品が揃っていることが多いですが、
ネットショップですと品質にバラつきがある場合も。

ネットショップは産地直送などで、こうした品種を手ごろに買えることが魅力ですが、その際に大切なのは各品種の「旬」の時期に買う、という事です。

「せとか」「甘平」はだいたい2月中旬から3月中旬が「旬」で、これより早めに届く買い方だと早熟でまだ酸味が強かったり、これより遅いと先に育った果実よりも出来が悪かったり、時期を過ぎ水分が少なくなっていたりなどし、値段は同じなのに、せっかくの高級品種の醍醐味を味わえない、という事があります。

スーパーで購入した際も、旬を過ぎた個体はやはりイマイチだった……という事がありました。

ちなみに「紅まどんな」の旬は12月の後半3週間ほどなので、この後はだんだん、出合うのが困難になります。

産地によっても各品種の最盛期が違うと思うので、詳しくは都度、確認してみてください。

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