コラム 『鬼滅の刃』の次を求めるオトナ女子に告ぐ!おうち時間にハマれるアニメ作品6つ~その2~

今回は、「『鬼滅』は見て面白かったけど、特にアニメ好きではないので、次に何を見たらいいのか見当もつかない」というオトナ女子に向け、筆者の独断で『家ごもり中のおすすめアニメ』をご紹介しております。 その1では、オトナ女子でもするっとハマれそうで、ストーリー展開を「集中して見ちゃう」系のアニメを3本ご紹介しました。 ~その1~はこちら

後編では、「アニメ好きでない人にもオイシイ特徴を持つ作品」をご紹介します。

プロも「勉強になる」という、日本のグルメ史に革命を起こした懐かしの作品

はい、『美味しんぼ』(1988~1992年テレビアニメ公開。全136話)です。

……と書きだしたくなるほど、アラフィフの筆者にとっては「みんな知ってて当たり前の作品ですよね」扱いなのですが、先日「オンライン飲み」をした30代の料理人男子が「いま、家で『美味しんぼ』を見だしたんだけど、なにあのアニメ!すごくない?勉強にもなる!」と感心していたのを聞き、「この世代は見たことなかったのか!」と驚きました。

そうなんです、『美味しんぼ』は、見たらたちまち食通ぶってグルメのうんちくを語りまくれるくらいに、『食』の知識満載の作品なのです。

作品の主人公は、バブル期の新聞社の社員2名。「究極のメニュー」というグルメ企画を実現するために、二人が奔走するストーリー。各回完結型で、テーマとなる「食材」や「調理法」などの深い知識が自然と得られる作りです。

日本は現在、国内に居ながらにして世界中の料理を食べられるグルメ大国になっていますが、そんな食状況の醸成に大きく影響したのが『美味しんぼ』という作品です。

主人公の1人が「日本きっての食通」と言われる重鎮の息子である、という設定なので、「当時の日本人が全く知らない超・食通知識」が『美味しんぼ』にはバンバン出てきました。おいしい、と聞けば食したくなるのはみな共通です。バブル期でめちゃくちゃリッチだった日本人は『美味しんぼ』で扱われたグルメを求め、どんどんグルメになったのです。

「『フグの白子』と同じようなグルメを外国で味わうなら『子羊の脳味噌』だ」などの高級食材知識から、
「中華料理人の技術を図るには『チャーハン』で、火力を使いこなしているか見ればいい」などの調理技術の知識などなど、『美味しんぼ』136回を見れば一通り以上のグルメ知識が身に付きますし、ふだんの調理に役立ちそうな情報もまあまあ出てきます。

主人公と父親の苛烈な対立……と見えて、その実、金満家庭のラブラブ親子ゲンカ的ドラマや、ヒロインのバブル期結婚式ゲストファッションのセンスなど、オトナ女子がツッコミたくなる部分も満載のおすすめ作品です。

感染症や免疫のメカニズムがよくわかる!「体内システム」を理解できる作品

アニメ『はたらく細胞』シリーズ(2018年~)をご存知でしょうか?

擬人化された細胞キャラクターたちが、生活圏(=体内)で、それぞれの仕事(=各細胞の役割)を果たしながら、ヤバいやつ(=花粉や感染症ウィルス)の侵入と戦ったりしながら平和(=ヒトの健康)を守る様子を、ホンワカしたコメディタッチで描いた作品です。

細胞の擬人化キャラクターは、「キティちゃん」的なキャラもの系ではなく、少女漫画原作の、普通の恋愛漫画に登場しそうな、等身の高いキレイ系。イケメンも登場します。

キャラクターたちの楽しいドラマを見ていると、自然と「各細胞の機能」が頭に入るつくりになっています。

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