半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。
といっても東京都は目下、コロナ禍で緊急事態宣言下、これ以前も筆者の「一人飲み」の一番の楽しみ「会話」が楽しめない状況が1年近く続いており、昨今は飲み仲間と飲み電話したりしつつ、おうち時間の充実にいそしんでおります。
……ということで、ここ1年近く、いつもよりも通信販売を利用する機会が増えました。
店頭で手に取らないゆえ、失敗もつきものなのが通販です。そこで今回は、ここ1年の実体験や、飲み仲間やママ友との情報交換から得た、筆者の「通販に関する有益情報」をご紹介します。
「これは通販で買ってOK」「むしろ通販向き」「送料対策に買うと良い」「気をつけたい失敗回避ポイント」などなど、皆さまのお買い物ライフの一助になれば幸いです。
意外な「通販向き」アイテムは、いろいろ試せる食用油脂
まず、筆者が「通販向き」と強くおすすめしたいのが「食用油脂」です。植物油やバターなどなど。
食用油脂は、日々の食事の味を大きく左右します。実は筆者、コロナ禍以前から、バターはよく通販していました。
一度に大量に使うわけではないけれど、トーストやオムレツなど、ちょびっと使うバターの味で、風味に雲泥の差が出ます。
筆者の好みは基本的に「無塩の発酵バター」なのですが、これを扱ってるスーパー、意外と少ないのです。なので、以前から通販で購入していたわけですが、バターってクール便なので、送料が高めなんですね。でも、バターは密封して冷凍保存しても風味が落ちにくいので、一度に多めに買っても問題ありません。
そして、小売りで、よくある平凡な200g単位の有塩バターを買うより、通販でこだわりの450g単位のバターを買うほうがg単価が低くなったりもするのです。
無塩バターは、好きな塩や、タラコやアンチョビなど塩気の強い食品と組み合わせてバゲットに塗る……というバリエーションが楽しめるので、おうちグルメを手軽にランクアップできますよ。通販だと、いろいろなメーカーのバターの味も試せるので、とってもおすすめです。
更に、植物油も、ここ1年で「通販向き」と気づきました。スーパーで買うと重いし、買える種類も限られていますが、通販ですと「亜麻仁油」「米油」「えごま油」など選び放題です。
ドラッグストアの通販で日用品をまとめ買いする方も多いと思いますが、ドラッグストアは実は「調味料」「食品」も扱っているケースが多く、この中に意外とあるのが「食用油」です。なので、送料対策にもなります。
ごま油やオリーブオイルくらいはキッチンに常備している、という方も多いかと思いますが、筆者の周囲でいま、ホットなのが「米油」です。クセがないのに風味が良く、常温の料理にも加熱調理にも向いています。
特記すべきは製菓に向いている点。ショップやデパ地下までお菓子を買いに行けないけれど、おいしいお菓子が食べたい……というとき、レシピサイトで検索して、「サラダオイル」「ベーキングパウダー」で膨らますタイプの焼き菓子で「米油」を使うと、上品で風味良いお菓子が手軽に作れます。プレーンな生地の味を楽しむタイプはバターで焼いたほうがコクがありますが、ココアや紅茶、抹茶、レモン等で風味付けする焼き菓子は、植物油のほうが味を引き立てたりもします。
冬は国産レモンが手に入りやすいので、皮ごと使ったレモンケーキを米油とベーキングパウダーで作るとめちゃウマでテンション上がります。