コラム まん延する「職権乱用ナンパ」。新居探しで知り合った不動産営業マンにストーカーされた女性の恐怖体験レポ~その2~

年度変わりの引っ越しシーズンを前に、筆者の飲み仲間・ミヤちゃん(仮名・30代女性:フリーライター:超モテ女)が、新居探しの不動産営業マンからナンパされ、ちょっとつきまとわれて怖い思いをした→うまい方法で切り抜けた、という、女性の周囲ではまま聞く類の実例をご紹介しています。

その1では、ミヤちゃんの新居探しを熱心にサポートしてくれた営業マンが、仕事熱心なのではなくナンパ目的だった……と気づくまでの、実に微妙な経緯をご紹介しました。~その1~は

さて、ナンパをやんわりと丁重にお断りした後、どのように展開していったかの詳細と、対処法のお話です。

微妙な書き出しのメールやあいさつ。きっぱり無視するほどでないジャブが、五月雨式にやってくる

時間外内見や予算をくみ取った家賃交渉など、ナンパ営業マンの仕事ぶりに感謝はすれど、「自分からお願いしたわけではないし、仕事熱心というよりナンパ目的だった」という目的も発覚したので、プライベートの食事の誘いは丁寧にお断りしたミヤちゃん。仕事の帰宅時間が日々、遅めだったこともあり、もう顔を合わせる機会もないだろう、と踏んでいました。

しかし、一度断った後も、ちょいちょいメールが来るように。その内容がまた微妙です。

『お部屋の住み心地はいかがですか?不自由はありませんか?』で始まり、『あったら買い物とか付き合います、美味しいお店を紹介します』的な。下心はミエミエながら、一応、仕事上のアフターフォローととれなくもない前置きがついており、お世話になった手前もあり、無視したり、あまり辛辣に返すのも、社会人として気が引けます。あいさつ程度の、無難にそっけない返信を適当に返しつつ、ミヤちゃんは、はたと気づきます。

「あ、この人、当たり前だけど私の住まいを知ってるんだ!」

そういう意味でも、冷たい態度をとるのは良くないかも……と考えると同時に、心底ぞっとしたそう。

休日の日中にナンパ営業マン(客同伴でなく一人)の姿を見かけたことが続いても、「事務所からも近いし、仲介物件だし、そりゃ用事もあるでしょう」と心に言い聞かせ、普通にささっと挨拶はしました。

しかしその後、夜遅く帰宅した際、自宅付近で時間外内見時に乗せてもらったマイカーを見つけた際には、さすがに恐怖と気持ち悪さで震えた、と言います。

「ナンパ営業マン、とかのノリじゃなさそうでしょ?こうなると」
というミヤちゃんに、筆者も同意。

「ナンパとかカルいノリっていうより、おうちのそばに、会えなくてもいいからなんか来ちゃった……的な、リリカル乙女男子を感じる。プライベートでデートとかしたわけでも全くないから、放っておけば収まるんじゃ?って気もするけど、でもカルい男とは別の怖さがぬぐえない!」

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