コラム 自炊したくない人必見!栄養バランス◎で、火や包丁を使わない、スーパー手抜き料理のコツ~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

コロナ禍以降は、見知らぬ人との会話をサカナに一人飲み……なんて趣味は中断せざるを得ませんが、かつての飲み仲間と、ちょいちょい連絡しては電話家飲みなどでつながっております。

そんな中、周囲から大変よく聞くのが「自炊疲れ」や、そもそも「料理が嫌いで最初から自炊する気が無い」という人々の、食事にまつわるお悩みです。家から出る機会も減り、飲食店は時短営業。応援のためになるべくテイクアウトやデリバリーを利用はするものの、経済的に毎回とはいかない。自分で作る気がなく、基本、コンビニ食やカップ麺、レトルト利用に頼っているという人は「意外とお金がかかる」または「自分、栄養状態大丈夫なの?」という悩みを持っていたり、中にはそれが原因か、コロナ太り気味という人もいます。

先週のコラムで「コロナ痩せ」をした飲み仲間のエピソードをご紹介し、その中で「筆者は栄養のバランスが気になって仕方ないタイプ」と書いたら、読んでくれたリアル飲み仲間から「えらいね、オミキさんは料理好きだし、毎回きちんと栄養バランスを考えた食事を作っているのでしょう」とカン違いされました。

……そう、カン違いです。

筆者は確かに料理好き、栄養バランスに偏執するタイプですが、外出自粛生活の中、立派に(⁉)「自炊疲れ」気味です。

そんな筆者が実践している「帳尻合わせ食」や「手抜き調理」について話したら、自炊嫌いの飲み仲間が「なるほど!それなら自分でもできるし、食事の悩みがちょっと減る」と感心してくれました。けっこうなテキトーさ&手抜きぶりなので、改めてひとさまに教えたり、コラムに書けるような話ではない、と思っていたのですが、
今のご時世、意外と役立つお話かもしれないので、恥をしのんでご紹介いたします。

特別「意識高い系」にならなくても、義務教育程度の知識でOK

筆者が栄養バランスに偏執するのは、過去に不規則が続いた後、大病をしたことがあるからです。医師から、栄養バランスの悪い食事がどんなに危険か、(&今回は書かないけど、睡眠の大切さ)を教え諭され、もともとこだわり屋なので『食品成分表』を丸暗記するほど集中して読みこみました。

その結果、日常の食事の栄養バランスに必要な心掛け、と意識するようになったポイントが、以下の2つです。

1:主食系(お菓子含む)は簡単に食べられるものに多いので、タンパク質(肉、魚、卵、大豆、乳製品など)と野菜や海藻(ビタミン類)を意識的に定期的に食す

2:1を実践する上でも、なるべく「食品の品目」のバラエティーを多くする

気合い入れて勉強したところで、1の知識なんて、小学校の家庭科(現在は生活科)で習う程度の、ごく基本的な栄養知識です。

そこに、ちまたでよく言われる「1日30品目」という要素をやんわり加えただけ。

しかし大人って意外に「忙しい」「めんどくさい」「好みの偏り」とかで、こんな基本中の基本すらおざなりにできちゃう×それが何日も続いても誰にも叱られない、悪い意味でも自由な生き物ですよね。

しかし、そういう生活をしてると、しわ寄せが来ます。栄養が足りないと、食べているのに「この栄養を取りたい!」という体の欲求が出て過剰に食べて、不健康に太ったり、

「がん」だって生活習慣病と言うくらいで、小さな細胞のエラーからはじまり、リカバリーが追い付かないと増殖して大事にいたってしまう(アラフォー、アラフィフあたりで特に)のです。

で、今回は「でも、その実践が上手にできない」という部分のカバーの仕方についての話ですが、まずは「帳尻合わせ食」という方法をご紹介します。

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