コラム 既婚男が真面目な30代独身女性に告白&暴走!道ならぬ恋の結末は、驚くほどあっけらかんな展開だった~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

コロナ禍の現在は、新鮮な会話を求めてフラリと一人飲み、なんてできない状況ですが、
都内の住宅街隣接のエッジィさもある繁華街(下北沢)で飲み歩いていた時期には、実にいろいろなジャンルの飲み仲間と知り合いました。今回は、その中の一人・サエちゃん(仮名:当時30代前半・有名校の教師)の超ビックリだった、スピリチュアル&恋愛&遠隔地移住が絡み合ったエピソードをご紹介します。

不思議な存在感を放つ地味系30代女性の驚きの恋愛模様

サエちゃんは現在、都内から遠隔地に移住して10年余過ごしています。つまり、筆者とバーで会話していた頃は10年ちょっと前なのですが、彼女のたたずまいや恋愛は、普遍的に参考になるお話かと思います。

サエちゃんは不思議な魅力の持ち主で、ルックスは「いつもスッピン・地味服」。スッピンのように見せるナチュラルメイクではなく、本物の素顔です。服の好みも「オーガニックやナチュラルがサステナブル」的なジャンルのおシャレ、というよりも「自分にとって着心地良く、他人に不快感を与えないラインの服を、流行に関係なくずっと手入れしつつ着ている」という感じ。都会に生きる30代の女性としては変わった身だしなみの人でしたが、彼女の職業上、問題ないのでしょうし、清潔感もあって凛とした雰囲気の人でした。

お酒の飲み方もきれいで、「女子度」を全く感じさせない、特に美人でもなく平凡な顔立ちだけれど、バーに来るチャラ系男子からも一目置かれるような、適度な存在感があります。

筆者のように、こちらから積極的に話しかける相手にはにこやかに受け答えしてくれるけれど、自分から「ねえねえ」と前のめりに周囲に話しかけたりはしない。適量の好きな味のお酒と、お店で過ごす時間を自分なりに楽しみ、静かに帰っていく。話が弾む相手がいれば、時間が許す限りは乗る。……そんな絶妙に大人っぽいバランス感覚を持った女性です。

大人っぽい、というか……なんだかすごく「存在感が安定」しているんですよ。ガチャガチャと元気な下北沢の街の中に居ても、彼女の周囲だけ「動かざること山のごとし」ってオーラが包んでるみたいな。筆者が女子高生だったら「仙人」ってニックネームをつけたくなるような。近寄りがたくはないけど、スゴい感じはする人、みたいな。実際、大人も身が引き締まるようなたたずまいの人なのに、教え子の学生たちからは「先生」ではなく「サエちゃん」って呼ばれていて、一見はチャラチャラ系の都会的な生徒からも悩み相談を受けたりして、サエちゃん自身も生徒たちをいとおしく思うと言っていました。

……そんな、いうなれば人格者的な学校教師のサエちゃんが、人も驚く「道ならぬ恋」の当事者になっちゃっていたのです。

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