コラム スピード婚、交際10年、授かり婚、だったけど……30~40代女性が離婚を選んだ、結婚に向かない男の見極めポイント~その2~

今回は、筆者が見聞した「30代、40代女性の離婚理由」の実例をご紹介しつつ、現在婚活中の皆さまが、今後の婚活に活かすべきポイントを併せて考察しております。その1では、積極的な婚活の末に交際5か月でスピード婚した後、あっという間に家庭崩壊して1年で離婚した……という30代女性の実例と、そこから学ぶべき具体的なポイントを考察しました。~その1~はこちら

次に、「10年の円満交際の後、結婚した夫婦」「授かり婚夫婦」の離婚の実例をご紹介します。

円満な10年の交際を経て温かいプロポーズ……なのに、結婚2年足らずで離婚した理由

レイちゃん(仮名:離婚当時30代半ば)は、学生時代から約10年の交際を続けていたヨシくん(仮名)に、30代になって、二人の思い出の場所でプロポーズされ、結婚しました。

それぞれが誇りを感じられる仕事に就いて充実しており、
特にヨシくんは専門職で独立してフリーランスになり数年、仕事の質と量が安定し、結婚に踏み切った……というタイミングでした。

交際期間は、数年の遠距離恋愛も乗り越え、お互いをよくわかり合った「良き友人で恋人」のような関係でした。結婚式はせず、入籍のみで新婚生活へ。交際は長かったものの同棲経験は無く、結婚後に初めて新居での同居となりました。

家事は分担制で、日常生活でモメる事はありませんでしたが、結婚後に、もっと深い部分での価値観の相違が表在化するように。

例えば、お互いの親族の冠婚葬祭。レイちゃんのご実家は親族のイベントを大切にしており、「結婚したのであれば、夫婦で出席するのが自然」という考え方。しかしヨシくんは「親族イベントの重み」を、あまり重要に感じない人でした。最初から「欠席」ならまだしも、いったん出席すると言ったのに、当日に「急に仕事の呼び出しが来た!」と、悪びれもせずにドタキャン×複数回。……つまり、レイちゃんにとっては「そのために予定を開けて準備する、特別大切な日」が、ヨシくんにとっては「単なる用事(とばしてもいい)」の1つに過ぎないのです。このことによって結婚前は円満だったヨシくんとレイちゃんのご実家の関係も、ギクシャクし始めます。

価値観の相違は「子どもを持つ」という部分にも表れます。

ヨシくんはふだんから「子育てするなら、自然の多いところに移住したい」などと言うことがありましたが、いざ、レイちゃんが「私の年齢的にも、ちゃんと計画しよう」と相談すると「は?子ども?……まだよくない?」と他人事のよう。「子ども・自然・移住」などは、ヨシくんにとっては「なんとなくいいな、的なファンタジー」で、真剣にそうしたいわけでもなく、感覚で言っていただけなのです。

レイちゃんが「真剣に考えたい」と迫るにつけ、ヨシくんからは「まだ欲しくないし、正直、子どもがいない人生でもいい」という言葉まで出るように。

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