コラム 秘密をバラす人かどうかは、聞くスタイルでわかる!相談ごとでトラブルを招かないための心得3か条~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

「会話を目的とした気軽な一人飲み」なんて、コロナ禍の現在、最もできない趣味と化してしまいましたが、現在のSNSや電話等で時に飲み仲間と連絡を取り合いつつ、『ぼっちストレス』に陥らないよう楽しんでおります。

さて、酒場の飲み仲間からはじまった友人同士という関係は、意外と相談ごとの相手として適している、という側面があります。仕事関連など、各自がふだん属している社会コミュニティと関係ない友人なので、相談ごとによく付随する「他には漏らされたくない」という心配がほとんどありません。「漏らされたくない相手」は、ほとんどが「相談内容に関わるコミュニティの人」なので、そのコミュニティと関連性のない相手への相談ならば、関係者の耳に入りようがないのです。

……自分にはそんな唐突な友人はいない、相談ごとはある程度事情をわかった相手にしたい、という方も多いでしょう。今回はそういう方にも応用できる、筆者がさまざまな相談ごとの経験から体得した、「相談ごとでトラブルを招かないメソッド」をご紹介して参ります。

相談する前に、自分の「相談する目的」を整理して自覚しておく

「相談」と一口に言っても、「問題解決のためのアドバイスが欲しい」「自分の心のストレスを、誰かに聞いてもらう事で解消したい」「人に話すことで、どうも定まらない自分の気持ちを整理したい」など、実は、テーマが異なります。中には「『相談』と称して特定の相手にうったえる事で、その人物の介入による解決を望んでいる」ケースもあるでしょう。

相談したい時は、自分が求めている目的は何なのかを、まず整理しましょう。

相談したいようなストレスがある時点で、心が不安定でまとまりにくい状態かもしれませんが、相談は聞いてくれる側が心ある人であればあるほど、相手にも負担を強いる行為です。そこを忘れず、相談者側の礼儀として、自分の欲する「相談の目的」をまず自覚しておくと、相談にまつわるトラブルを招きにくくなります。

「相談の目的」を自覚すれば、相談相手の選定を、きちんと意識するからです。

たとえば、誰かとの会話が盛り上がった延長で、「この人、意外と話せる人じゃない!」という高揚感を感じ、そのまま「あの話、しちゃおうかな」と相談を持ちだすのと、
「自分の相談の目的」を自覚した上で決めた相手と、「まずは軽い楽しい話から」と会話を温めたところで本題に入るのとでは、
会話の流れは同じでも、「相談相手の適切度」は大きく異なります。

前者の場合、その時の盛り上がりで自分の気持ちをわかってくれる気がしたとしても、「この相手に話すならここまでにしておこう」という理性も働きにくくなりますし、そもそも、その相手が本当に相談に適した人物だったのか?すら危ういケースが生じます。

悩みを抱えていると、ちょっと心が晴れるような会話があった時に「あのことも話して、心を軽くしたい!」という欲求が出がちですが、
その場の勢いで相談ごとを持ちだしてしまう……という流れは避けましょう。

1 2