コラム 実際のトンデモメールから学ぶ!SNSやメールの初メッセージで最低限意識したほうがいいこと~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

東京は3月22日がソメイヨシノの満開日だったそうですね。「お花見(飲食を伴う)を自粛する日本」は2年目となります。

お花見って、手土産のセレクトに悩んだり、意外と寒かったり、参加したくないコミュニティから誘われちゃったり、酔って問題起こす人が出たりと、実はめんどくさい事もたくさんついて回りますが、「そのお花見に参加するかしないか、めんどくさいけど考える」事すら発生しない状態、思ったより寂しいものだなぁ……と、改めて感じております。

いきなり湿っぽい始まりですみません。いや、「お花見自粛の日本・2年目」のただなかで、コミュニケーションの方法がこの後本当に根本的に変化するのかもなぁと、しみじみ感じているのです。対面よりも非対面コミュニケーションが増えていき、仕事上どうしても必要などのケースを除いては、人間関係を深めたい相手ともお互いに判断し合えない限り、プライベートでの「リアル対面」までつながりにくくなるのだな……と。婚活サイトを活用して婚活中の方などは、すでにそうした手順を当然に踏んでいらっしゃるのでしょう。

……そんな話を、かつて「SNSで募集した人とルームシェア」の経験を持つ飲み仲間と話していたところ、「初めてもらったメッセージで、不安を感じた例」をいろいろ教えてもらいました。

今回はその実例をご紹介しつつ、「初めての相手へのメッセージで守りたい必須マナー」を整理します。

今後の「非対面コミュニケーション」の一助になれば幸いです。

ネットを介したまだ見ぬ相手とは、「常識」の認識すら違ったりする

SNSを介した人と2年間のルームシェアを経験したナリタさん(仮名:当時30代前半女性・フリー専門職)が実際にルームシェアをしていたのは、10年ほど前になります。今では、不動産業者などがあらかじめルームシェアを前提として入居者を募集する専用物件も増えていますが、当時はまだそうした物件も少なく、ナリタさんは「自身で人を集め、シェア可能物件を探す」という方法で、ご自身を含めた3名のルームシェアをしていました。

ルームシェアをしていた期間は4年間で、最初の2年はすでに友人だった30代男性と、飲み仲間として知り合った20代女性……という「対面でのコミュニケーション」を起点とする人々とのシェア生活でした。3LDKのマンションで、それぞれの個室でそれぞれのライフスタイルを確保しつつ、LDK他水回りなどを共有スペースとする形です。

ルームシェアを始めて2年後の物件更新期に男性メンバーが仕事上の都合で円満退去することになりました。ナリタさんともう1名の女性メンバーは更新を希望していたので、2人で相談し、SNSで新たなシェアメンバーを募集することになりました。面識のない男性は避けたほうが無難ということで、女性限定で新規メンバーを募集する事に。

ルームシェアに興味を持った人々が集まるSNSのコミュニティに【3名でルームシェア中の○○駅エリアの物件で、メンバー退去につき1名の女性入居者募集】と募集トピックを作成し、入居時期や家賃、既住メンバーの簡単な情報紹介、シェア上のルール詳細などを明記。「上記の条件の物件に入居をご検討の方、ご質問や追加情報のご希望、内見のご希望などお寄せください」と、個人メールアドレスではなく、そのSNS内アカウントでやりとりを完結できる形にしました。

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