コラム 実際のトンデモメールから学ぶ!SNSやメールの初メッセージで最低限意識したほうがいいこと~その2~

トンデモメッセージもそれ以外も、「即お断り」になる理由は共通の2点

前述の2例はかなり特殊ですが、30通程度の応募のうちの2通がトンデモメールだったという割合は意外と多い気がしますし、どちらも30代の大人からであったという部分にも驚きます。

「この2通ほど極端でなくても、最初のメッセージでお断りを決めたメッセージには、同じマイナスポイントが共通していた」とナリタさん。以下の2つです。

1:最低限の自己紹介がない
ビジネスメールだとしたら、初めてアクセスする相手には、まず「私は○○の仕事をしている○○と申します」と自己紹介するでしょう。

ルームシェアの応募であれば、
「私は○○と申します」は必須ですし、
「都内に勤務する会社員です」など、ご本人が開示を許せる範囲で、受け取る側に失礼にならない程度、かつ、社会的に万人に理解され通用する種類の情報が添えてあると、共同の金銭管理を前提とするルームシェアの応募という目的に対する、常識的な感覚が感じられます。

2:「なぜ連絡したか?」、面識のない相手に対して連絡理由のエクスキューズがない
これも、ビジネス上の初アクセスであれば「私の所属する○○社の○○という企画をすすめる上で、専門家にお話を伺いたく、ご連絡申し上げた次第です」など、自己紹介に次いで明記するべき必須情報です。

ナリタさんの件では「ルームシェアメンバー募集告知を見て連絡した」という一文が欠けている人が多かったそう。

告知をかけたSNS内で、ナリタさんは別件の連絡をとっている可能性も大いにあり、ルームシェアの事だけを考えて生きているわけではありません。その想像力が無く、「なぜ連絡したか」のエクスキューズなしに、初アクセスでいきなり自分の聞きたいことを書き始める……という人と、共同生活は難しいと思ったそう。

「この2つはあって当たり前、それが常識……と、私だけが思ってたの?と不安になるほど、この2つがないメッセージが多かった。でも、もう1人のシェアメンバー(当時20代前半のフリーター女性)も同じことを感じたみたい。私が言うより前に『初めての相手へのメッセージなのに【ルームシェアの応募で連絡しました】って部分と、最低限の挨拶や自己紹介もナシな人、多すぎません?こういう人はヤバいですよ』って」

SNSの普及で、見知らぬ人との会話が手軽に行える現代だからこそ、最低限のマナーを忘れたくないもの。

記事にコメントする、コメントに反応する、などの例と、
個別メッセージの感覚をごっちゃにしないよう、気をつけたいものです。

相手は自分を知らない、という部分を忘れず、相手の状況を思いやる節度を持ってコミュニケーションをはかりましょう。

マナーマナー言い過ぎるのも良くないが、必要最低限は必要。

<御神酒の手引>
非対面コミュニケーションでも、初アクセス時は「常識とマナー」を改めて意識すべし!

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プロフィール

きたざわ御神酒

きたざわ おみき……テレビ、ラジオ、WEB、雑誌で執筆中の雑食系フリーライター。30歳で「バー・一人飲みデビュー」をし、以後、居住地の下北沢中心にあちこちのバーに出没。趣味は「知らない人と話すこと」。趣味が高じて、一瞬、バーの店長をやったことも。
時には夜から昼まで飲み続けたウン年間のバー生活?で学んだ「女子の一人飲みルール」的なお話から、「バーで出会ったトンデモキャラ」のネタ話など、働く女子のタメになったりならなかったり、まったくどうでもよく移動中に読み流したいお話まで、酒にまつわるいろんなエピソードを書いていきます。