コラム 「私には無理!」は本当に謙遜?職場やコミュニティで孤立を招く、無意識の危険なNGワード~その2~

今回は、職場やコミュニティで「孤立を招くNGワード」について考察しております。

意外とよくある例で、かつ、本人は無意識……という例も多いのが「NGワード」の怖さです。

その1ではまず、二つの 「NGワード」をご紹介しました。~その1~はこちら

後編では、コミュニケーションハックを意識していそうな真面目な人なのに、ツメが甘く、裏目に出てしまう「NGワード」例をご紹介します。

「どうやるの?なるほど!……私には無理!」

「それってどうやるの?」など、自分のわからない事を素直にたずねられる人は好感が持てますが……。しかし、たずねた後に余計な一言がくっつくと、台無しになる事も。

筆者の、飲み歩きコミュニティの知人に「人にたずねて感心した後、必ず『私には無理』という余計な一言をくっつける人」がいます。

もしかしたら、ライフハック記事などを参考に「他人の得意そうな事をたずねて、コミュニケーションを円滑化しよう」と頑張ってるの?と思うような、生真面目な人かもしれなのですが……。「なるほど、そうやるのね」と感心した後、判を押すかのように必ず「私には無理」とくっつけるのです。

たとえば、

知人「そのバッグが〇円?すごく高価そうなのに!お買い物上手なのね。どこで買うの?」

相手「私はリサイクルショップ巡りが好きだから。この辺だと、○○とか○○とか、新古品や状態のいい素敵なものを置いてるお店が多いのよ」

知人「へぇ~……私には無理!時間ないし」

と、こんな調子です。

まず、「私には無理」と会話をぶった切る必要がありません。

また、たとえば「私には無理」の後に続く言葉が「○○さんみたいに、選ぶセンスないしなぁ」などであれば、教えてくれた相手の良さを立てた形になりますが、
「時間ないし」では、「リサイクルショップ巡りをするような時間の余裕がある人とは、忙しい私は違うの」という印象になり、わりと失礼です。

こんな風に失礼にシメるくらいなら、笑顔で「どこで買うの?」なんて聞く意図がわからない、もしやマウンティング目的で?と思いそうですが、そういう人ではないのです。別の問題があるみたい……。

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