コラム 30代後半でスピード婚して10年余の「結婚生活」で良かったこと、悪かったこと~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)(目下、自粛中)です。

Swits womanでよく取り沙汰されるテーマに「婚活」や「おひとり様」があります。ということは、今現在婚活中の方、特に結婚に興味はないという方も含め「おひとり様」がとても多い……という事でしょう。

筆者はと言えば、30代後半、というか、40代1歩手前くらいのところで、一人飲みを介して知り合った現夫とスピード婚しているのですが、それ以前は、
「誰かいい人がいて結婚できたら嬉しいけど、これといった人がいなければ一生おひとり様でいいか。っていうか、9割方、おひとり様コースになる気がする。」という心持ちでした。そして「おひとり様の生活」が基本的に好きでした。

で、現実としては、スピード婚後、10年強経った今も既婚です。……変な書き方かもしれませんが、要は「離婚しようと思ったような事もあったし、いつか離婚するような可能性も無くはないけど、今のところ既婚生活がわりと平穏無事に続いてます」的なテンションです。「夫と別れるなんて考えられないわ!」的なラブラブ女子な気持ちより、「夫さんと筆者という『家族』チームの構成員同士」的な感覚です。

もちろん、付き合い始めや新婚当時はウキウキラブラブした気持ちがあったのですが、10年余の結婚生活の間、ケンカをしたり離婚直前まで行ったりしながら結局別れずに一緒に生活している……という中で、だんだんと「恋愛」「男女」というよりも「チーム」的な感覚が強くなっている気がします。周囲のさまざまな「夫婦」を見渡しても、結婚後10年スパンの時間が経つと「いつまでも恋人同士のような関係」という「夫婦」のほうが少ない気がします。

経済的には、離婚してもやっていけるとは思いますが、それだけで積極的に離婚しようとは思いません。

もしかしたら、多くの「夫婦」は「離婚なんて面倒なことをするほど衝撃的な波風がない」から一緒にいるのかも知れません。

……という「一生、おひとり様の人生もアリ、と思ってた女性(筆者)の結婚10余年後」の状況から、改めて
・「結婚」とは何か? を、

・10年後のこの状況を結婚前に完全に知ることができたとして、結婚するか?
・結婚して良かったか?悪かったか?

も含めて、今回考えてみようと思います。

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/saketoitata/

「新婚」という「恋愛の延長」は、いつ、なぜ終わったか?

筆者はスピード婚で結婚したわけですが、世にいう『結婚に必要な3つのING』が作用したと思います。「フィーリング」「タイミング」「ハプニング」です。

普通に人として好感を持っていた相手=夫(フィーリング)が、
仕事主体でカレシいない歴を更新しすぎ、さすがに「結婚」を意識するならばそろそろ真剣にそういうことを考えないとヤバいのでは?と筆者が意識し出したものの、ぜんぜんうまく事が運びやしない、と焦っていた時期(タイミング)に、
「まさかこの人?私の事好きなのかしら?」と思ってカマをかけるつもりで「私もいい年齢だし仕事も忙しいし、結婚を前提としない遊びの交際とかなら時間裂けない」と言ってみたら、なんとプロポーズしてくれた(ハプニング)、

というわけでスピード婚に至りました。

正直、付き合おう、という時点でものすごく夫に恋していたとかはなく「いい人」的な感覚でしたが、プロポーズまでしてくれた事で「私のような人間にそこまで真剣になってくれるとは!」という有難さがだんだん高じ、比例して恋愛感情も爆上がった……という感じでした。

爆上がった恋愛感情(=新婚)の時期が終わったのは、
・時間が経つにつれ、夫の「筆者ラブ」テンションが付き合いはじめほどではなくなった
→その結果、生活態度がわりと手抜き&ぞんざい(夫の本来のテンション)に変化
→家事分担が圧倒的に筆者側に多い上、もともと筆者のほうが経済的にも強かったので、ムカつく
→「夫め、態度を改めろ!」と筆者がブチ切れ、夫のほうは「なんか俺の奥さん、出会った頃ほどかわいくないし怒り出したりしてウザい!とケンカ

……的な流れが、結婚5年ほどで出始めてからです。

こう書きだすと、長期付き合ったカップルのありがちな流れに思えますが、逆に、持ちこたえたのはなぜでしょう?

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