コラム 実母との関係がうまくいかない……。大人の母娘問題には共通点があった~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)(目下、自粛中)です。

先日、飲み仲間6名ほどのSNS女子会グループトークに、ある一人が同居中の実母の愚痴を投稿してきました。……すると、出るわ、出るわ、「私もうちの母とこんなことがあってイライラした!」という、一大告白大会に。

母娘って、いちばん近しい肉親、という遠慮の無さがある分、大人同士になってぶつかると、怒りも激しい。なのに、家族ゆえ逃げる事ができない……と悩む堅実女子たち、多いようです。

今回は、そんな「実母に悩む堅実女子」の事例から見えてきた共通の問題点を分析し、「実母との関係にイライラした時とっている解決方法」もご紹介します。

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/saketoitata/

「実母イライラ告白大会」の発端となったエピソードは?

ユミちゃん(仮名:40代・おおむねテレワーク中)が同居中の実母と衝突したきっかけは、ユミちゃんが丹精込めて育てている花を、実母が「パパのお仏壇にあげるから」と切ってしまったから。

ユミちゃんは実母と、一戸建ての中の別の階にお互いのキッチンがある、2世帯住宅にスペース分けをして生活しています。同居しはじめの頃は両親揃っており、もとは別々の生活をしていたユミちゃんが両親の老後を考え、共同で戸建てを購入して同居を開始。

「数年前、父が他界するまでは、父と私は性質が似ている事もあって、母娘関係のクッション的な役目をしてくれていたの。今回、問題になった花も、もともとは父のもので、父と私はガーデニングという趣味も共通だった。でも母は、植物に水やりとかしないタイプで、そもそも植物が生きているって意識の無い人。切り花を買ってきては花瓶の水も変えずにすぐ枯らして、また次の花を買う。植物を愛でない人には『そんなことで』って思われるかもしれないけど、今回、母に切られた花は、父が生きていた頃に大切にしていた株を、私がずっと世話しつづけて、今年、やっと1輪だけ咲いたものだった。毎朝水をやりながら『あなた、やっとこんなにゴージャスなお花を見せてくれたわね』って、花と心の中で会話してた私にとっては、無神経に切られてしまった事が、本当に悲しくて。

でも母には、そういう気持ちを伝えても絶対に通じないこと、経験でわかってるし。怒っても『もとはパパのものでしょ!』とか、自分は世話もしないくせに逆ギレされていじけられて、余計なイライラが増えるのが目に見えてる。同居を選択したのは自分だから仕方ないけど、もう、そういう全部がイヤで、いま、母の顔も見たくないし声も聴きたくない!」

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