コラム 実母との関係がうまくいかない……。大人の母娘問題には共通点があった~その2~

飲み仲間6名ほどのSNSグループトークで、ある一人が同居中の実母の愚痴をうち明けたのをきっかけに、他のメンバーからも、出るわ、出るわ、「私もうちの母とこんなことがあってイライラした!」という話。

というわけで今回は、そんな「実母に悩む堅実女子」の事例から見えてきた共通の問題点を分析し、「実母との関係にイライラした時とっている解決方法」もご紹介します。

その1ではまず、さまざまな「実母へのイライラ事例」をご紹介しました。隣の母娘関係をのぞき見する感覚でぜひご一読を。「あ!うちと同じ!」があるかもしれません。~その1~はこちら

後編では、そうした事例のすべてに共通していた問題をあぶり出し、解決策を導き出します。

「母娘イライラ問題」を告白しあった全員に共通する問題点

実母へのイライラ問題を抱える全員の共通点は、主に以下の2つ。

1:年齢を重ねた実母に問題点を伝えても、いまさら性格や生活習慣を変えられないため、たぶん改善されないことがわかっている

2:むしろ、問題点を指摘したら、逆ギレされたり、いじけられて、その相手をする事のほうが、より面倒

この2点は全員に共通していましたが、その上での娘たちのイライラパターンは、以下の2つに分かれます。

A:わかっていてもついつい指摘し、イヤな時間が長引く

B:わかっているから飲み込んで、自分だけストレスを溜めてしまう

……A、Bそれぞれのタイプについて分析しながら、解決法、ストレス解消法を考えてみましょう。

A、Bどちらがマシなのか?

A:わかっていてもついつい指摘し、イヤな時間が長引く
こちらのパターンの娘たちからは、「母娘間の遠慮の無さ」から、かなりの言い合いに発展したり、その後、めそめそと自己弁護をする実母を逆に慰める展開になり、「言わなきゃよかった」と思いつつも、毎回そうなってしまう……という悩みが吐露されました。

感情的には、「言い合いになっても解決しないなら、言わないほうがマシだったかも、と反省する」「実母にめそめそされると、相手が高齢なこともあって、怒ってしまった罪悪感とめんどくささの両方に見舞われる」などのストレスが溜まる。

では、言わないほうが、マシなのかと言えば……。

B:わかっているから飲み込んで、自分だけストレスを貯めてしまう
言わないで飲み込んだからといって、大ゲンカや、落ち込む実母への罪悪感は避けられますが、「すごくイヤなことをガマンした」というストレスが蓄積され、ユミちゃんのように「顔も見たくないし声も聴きたくない!」と苛烈な状態になってしまうことも。「私のほうがガマンしてあげた」という心理的な優位性も生まれ、実母に恨みの感情が出てしまうのです。

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