コラム 「みんな好きでしょ」にモヤモヤ。好きの押しつけが起こる大人のSNSグループ問題~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)(目下、自粛中)です。

筆者の住む東京はただいま緊急事態宣言下……っていうか、ここもう1年以上、飲み仲間たちと「世の中が落ち着いたら、みんなで会って飲もうね」と言い続けては、実現していません。「みんなで会う」ほどには世情が安定しない日々が更新され続け、飲み仲間女子たちの会話はもっぱらSNS。そのグループで、誰かがなにか書き込んだ時に、内容・タイミング的に反応するメンバーが多ければ盛り上がって会話が延びて100件ものメッセージの応酬が起き、そうでなければなんとなくフォローの反応が3件ほど入っておしまい、みたいな。

みんな別々の生活をしているので、会話が延びる・延びないにはタイミングのかかわりもとっても大きいのですが、
「のびがちな話題」「そうでもない話題」という傾向もあります。

これが対面の会話なら「この話題は、AちゃんとCちゃんとは盛り上げられるけど、Bちゃんは興味無いんだな。だからBちゃんとDさんとEさんは別の話題を話し始めたわ」となって「会話の住み分け」ができるのですが、
SNSグループだと「メンバー2~3人の、自分にとってはまったく興味のない話題が、ふと気づくと100件以上も伸びている」的な事が起こるのです。

それが「オンライン飲み会」だと、より如実になる(ある人にとってはノリきれない話題に場が占拠される時間ができる)から、みんな次第に「オンライン飲み、意外と使いにくい」となって、
SNSグループでは「時間ある人が見ればいい」というゆるい形式に落ち着いてるわけですが。

筆者は職業上、自分とは関係ない雑談も興味深く読んでしまうのですが、それでも、職業とは関係ない個人的嗜好の部分で「へー。この人たち、こういう話題がそんなに好きなのか」と驚いたり、ぶっちゃけ、ちょっと引いたりする事も、ままあります。「ああ、仲良しグループの中でも、こういう現象が起きるんだな」という既視感を感じるのです。

という実感をともなった前置きのもと、ようやく今回の本題なのですが、
「みんな、こういう話、好きだよね」という前提で話題として出される内容に対する「私はそうじゃないのに感」です。

皆さま、ありません?「みんな好きに決まってる」「女性は好きに決まってる」的なくくりで、当たり前のように話題に上る「多くの人が好きな話題」と自分の嗜好が外れている時の、なんとも言えないモヤモヤ感。

わざわざ「私はその話、興味ない」と盛り下げ発言をするのも、大人気(おとなげ)ないよね、と静かに聞いてるけど、「前のめりに食いついてくるでしょ?この話題なら!みんな!」的なドヤ感で盛り上がられると、ちょっとイラつく、みたいな。

今回は、筆者の周囲に聞いてみた、「そういう話」のエピソードを集めてみました。

この手の「モヤっても、わざわざ周囲に主張するほどでもない小さいストレス」って、「あるある!」っていう人がいるだけで「だよねだよね!」とちょっと消化できたりしませんか?今回は、そんな「前向き&友人知人にはナイショの愚痴り大会」です(笑)。

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