コラム 「みんな好きでしょ」にモヤモヤ。好きの押しつけが起こる大人のSNSグループ問題~その2~

今回は「みんな大好き○○」「女性が大好きな○○」という定型フレーズが成り立つようなモノに対し「自分は、実はそんなに好きじゃない」「ぶっちゃけ苦手」などの違和感を持っている女性たちの「ストレス解消あるある大会」を試みております。

対面で会えない昨今ゆえ、「オンライン飲み」や「気の合う友人のSNS会話グループ」というツールを利用している上で「まさか、仲良ししかいない場で?」と、前述のような違和感を感じる機会が出てしまっている、という現象や、
「みんな大好き」の筆頭「スイーツ」の話題に困惑する女子たちの意見を、その1ではご紹介しました。~その1~はこちら

「みんな大好き(が当たり前)」は、まだまだいろいろございます。

みんながみんな、イケメン好きだと思わんでくれ!

はい、「みんな大好きイケメン」です(笑)。

これね、筆者、実はイケメンが苦手……というわけではないのですが、「みんな大好きで当たり前」という感覚で話題にされると、本当に困惑、というか、時に軽く怒りを覚えます。

だって「イケメン好き」って、つきつめると性的嗜好の話じゃない?

「私はイケメンが好き」と語られるのは、その人の嗜好の話だからいいのですが、
「みんなイケメンが好き」という前提で語られるのは、筆者「ちょっと無神経じゃない?」と感じてしまうのです。

「恋愛感情とは別に、美しい男性にはみんなときめくでしょ?尊いよね」的な「別腹感覚=実生活と切り離した、軽くポップなミーハー乙女心」で言ってるのはわかるんです。

でもさ、どんな人物を「イケメン」と感じるかだって、ものすごい個人差があるじゃないですか。

それが最近、なんとなく「スタイル良くて顔の整った少年や青年=イケメン」という感覚が世の中に横行していて、その上で「イケメン=みんな大好き」だと、ちょっと胃もたれしそう。

先日、筆者の参加する飲み仲間女子のSNSグループに、尊敬してるお姉さんが夜の23時ごろ、たぶん「良かれ」という感覚で、唐突に「外国人の超イケメンの代名詞のようなスターがこちらを見つめてウィンクする5秒ほどの動画」をアップしたんです。前置きが無かったので、筆者は「なに?お姉さんのキャラ的に政治風刺とかかしら」と思って見てみたら、前述のようなムンムンした内容で。

まず「???」となると同時に「……濃い!」と女性脳がビビり、その衝撃の後で「お姉さん、なぜこれを?……たぶんお姉さん的には、みんながこれを見たら『カッコイイ~!元気でる~!』ってなると思って、アップしたんだろうな」と思ったら、その感覚の違いに、お姉さんを慕う乙女心がちょっと傷つきました(※注 筆者は40代です。爆)。「良かれと思ってあげてくれたんだろうな」と思ったから、静かに受け止めましたが。

……何を主張したいかと言いますと、
「私はイケメンの○○くんが好き」という話は自由なのですが、「世間一般的に、目の前のあなたも私が好きなイケメン○○を好きだと評価していて当たり前」という前提で行動しないでほしいよ、ちょっとセクハラを感じるよ、ということなんですよ。

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