コラム 新型コロナに罹患!宿泊施設療養、自宅療養経験者の「特に困った事」リアルレポ~その2~

今回は、筆者の周囲の新型コロナ罹患経験者の療養体験レポートをお送りしています。

その1では、8月前半に罹患し、保健所指導による宿泊療養施設に入所した方の体験と、「もし宿泊療養施設入所が決まったら気をつけたい点」などをご紹介しました。~その1~はこちら

その2では、一人暮らしで自宅療養中に39℃の高熱が10日間以上続いたというトキエさん(仮名:40代男性・独身)が、いつどのように罹患に気づいたのか、食事や身の回りの事をどうしていたのか、そして回復後の後遺症などのレポートをお送りします。

感染の心当たりは「ほんの数分の接触」しかなかった

トキエさんのケースでは、同じ職場に新型コロナ陽性者が出て、いったん濃厚接触者として行ったPCR検査では陰性だったものの、大事をとった自宅待機中に発熱して自分で取り寄せた抗原検査キットで陽性反応が出た……という流れでした。

「副反応が気になってワクチン接種を迷いながらも『陽性者数の増え方がすごいから、やっぱり受けておこうか』と予約した矢先の罹患でした」

39℃台の高熱が出ていましたが、時期が8月半ば過ぎで都内の病床数や宿泊療養施設に空きがなかったため、保健所に連絡するも自宅療養という判断に。

「思い返してみても、罹患のきっかけが社内の陽性者だったなら、『あの時しか感染のタイミングは無かったな』と思ような、ほんの数分の接触なんだよね。うちの会社は分散出社を導入していたし、まめな換気も行っていた。僕は消毒やマスクにも気を遣って過ごしていた。そんな中、3人しか出社していない日に、あとで陽性が発覚したAさんにパソコンの事で質問されて、お茶を飲む為に2人ともほんの数分だけマスクを外して、近くで会話した。それ以外は心当たりがないから『このくらいは平気だろう』っていう油断が大敵なんだって、痛感した」

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