コラム 父への「あと1年」の余命宣告がまさかの誤診!?セカンドオピニオンの重要性を感じた実話~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)(目下、自粛中)です。

(目下、自粛中)といっても、その「目下」がもう1年半ほど続いており、いつ終わるかのめども、まだまだ五里霧中な今日この頃。「不要不急の外出」を控え続けているわけですが、そんな中、この数か月で県境をまたぐ外出を数回行わなければならない事態が、筆者に起きておりました。

筆者の住まいの近県にある実家の父が、ちょっとした不調で病院を受診した際、まさかの余命宣告が出てしまったのです。

実家は父母とも高齢で、筆者は一人娘。いまはまだそれほど体調に異常のない父でも、これからの変化に向けて、実家に手すりをつけたり、介護用ベッドを入れたりする必要がある…。ということで、介護保険の手続きやら模様替え?やらの実務をこなすため、筆者の手が不可欠ということで、何度か、人の往来の少ない時間帯をねらって帰省していました。

Suits woman読者の皆さまにも、親の介護や病気に関しての情報は気になるという方もいらっしゃるであろうと、落ち着いたらこちらで一情報としてご紹介するのもアリかな、と思ってはいたのですが、
思いもよらない結果が意外と早期に出まして、その衝撃体験と併せ、今回ご紹介することにします。

筆者の父、余命宣告がなんと誤診で、実は健康体である、ということが判明したのです…。

ものすごく嬉しいんですが、「なんでそんな誤診が!?」と、ものすごくモヤモヤもします…。

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/saketoitata/

なんの前置きもなく本人もいる前で余命宣告、隣には高齢の妻

父の余命宣告(実は誤診)にかかる病名は「がん」でした。

受診時期は今年の6月で、父は高齢なので新型コロナウイルスのワクチンも1回接種したところでした。「咳が出て、37.5℃を超える発熱がある」という変調があり、ワクチンを1回受けているとはいえ心配な時期だったため、市区町村をまたぐ位置にあるかかりつけ医ではなく、まずは対応してくれるという近所の病院を予約して診察を受けることになりました。

実家のある市区町村は、住民人口は少なめながら観光やビジネスの来訪者が多い地域にあるので、小さな個人病院でも、レントゲン等の診療機器もある程度は有した施設でした。

簡易検査では新型コロナの陽性反応は出ず、レントゲン撮影をしましょうという話になり、撮影後すぐに病状を聞く…と言う段で父母共に診察室に呼ばれ、いきなり余命宣告されたそうです。

医師はレントゲン写真を指しながら、明るく言ったそう。

「あのね、この小さな影ね、ほら、こっちとかこっちにも見えるでしょう?お父さん、もうその年(80代前半)まで生きてきたんだから、もう、十分だよね?あのね、これ、がんが転移してて、もう手術してどうこうっていう段階じゃないんですよね」

父母とも、明るい口調と裏腹な衝撃的な内容に、ボーっとしてしまったそうです。

医師に、「もう治すとかの段階ではないけれど、予後を診てもらうために、もうちょっと大きな病院を紹介しますから、今後はそちらにかかってください。介護保険を使えば、おうちに電動ベッドとか安く入れられるから、役所にも相談するといいですよ」と…。

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