コラム 不要なものの考え方から違う!アラフォーおひとり様の「ダウンサイズ引っ越し」で学んだもの~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

先日、お酒の席を介して10年以上続く関係に発展した親友・サトちゃん(仮名:40代・介護職・おひとり様)のお引っ越しを手伝って参りました。実は筆者、お部屋の片付けがものすごく不得意で、いつもなんとなく散らかった部屋に住んでいます。対してサトちゃんは大変な片付け上手。その上、インテリアのセンスが良く、特別高価な家具などを揃えているわけではないのに、お部屋全体に統一感やコンセプトが感じられるような素敵な空間づくりを、呼吸するように整えてしまう達人なのです。

今まではサトちゃんの「出来上がった部屋」を訪問するのみだった筆者、今回、お引っ越しを手伝ったおかげで「なるほど!こうやってスッキリさせているのね!」と、目からウロコの整理整頓術を目の当たりにして参りました。サトちゃん、6年住んだ1LDK(約35㎡)から1K(20㎡強)への「ダウンサイズ引っ越し」にも関わらず、新居に着いて半日程度で、ずっとそこに住んでいたかのような日常的住空間を整えてしまったのです。筆者からしたら、もう魔法使いの領域ですが、「そうできる理由」をガッチリ学んで参りました。

…ということで今回は、おひとり様女性の「ダウンサイズ引っ越し」の決め手となったポイントや、どんなお部屋にも応用できそうな「達人の整理整頓テクニック」などをご紹介します。

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/saketoitata/

おひとり様40代女性が「ダウンサイズ引っ越し」を思い立った理由

サトちゃんは2か月前ほど前に具体的に引っ越しを決め、3週間ほど前に新居を決めました。

旧居は6年ほど住んでいた4.5畳の寝室+8畳LDKの1LDKで、新居は8畳のメインルーム+2畳程度のK…という1K。住空間がかなりコンパクト化される引っ越しです。

理由は「広い空間は必要ないと思い出したし、飽きた」からだそう。

「この年になって、自分の日常に必要なモノや要素はだいたい把握できてきたから、不要なモノの一つに『余分な空間』もあるな、って。広いと家事や掃除に関しても、広さの分だけ多めに動かないといけないし、一見小さい事でも、日常の空間なんだから、チリも積もれば…でしょ?そんな余分なもののためにお金(家賃)をかけ続けるの、馬鹿馬鹿しく感じちゃって。コンパクトにすべてが事足りる空間に住みたくなったんだよね。結婚したいとか実家の親に問題が…とか、賃貸やめて物件購入したくなるとか、考えや状況が変わったら、その時点で再考すればいいし。持ち物も家賃も、よりコンパクトなほうが、次に『再考したい』って時、身軽で貯金も貯められるし」

…なるほど。

女性の部屋で場所を取るモノの筆頭が、服やバッグ等のファッションアイテムですが、40代くらいになると、若い頃より自分に似合う方向性が見えてきて、たくさんはいらない…というのは確かです(でも「まだ着るかも」って処分できない服、筆者は多し)。それに、家電等もどんどんコンパクト化され、一昔前は地味に場所をとっていた写真や紙資料なども、全部デジタルストレージに入れておける。「ミニマリスト」なんて人々も出てきたけれど、そこまでいかなくても、ある程度の年齢になって、今後の人生設計が固定していないおひとり様は、住空間ごとダウンサイズする…という効率化もアリですね。

「若い頃の、経済的にワンルームを選択せざるを得ない…って状態を脱すると、ちょっと広い部屋に住んでみたくなるよね?でも、私はその時期を過ぎて、いまは身軽になっておきたいし、お金も貯めておきたいし」

う~ん、ものすごく納得!

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