コラム 不要なものの考え方から違う!アラフォーおひとり様の「ダウンサイズ引っ越し」で学んだもの~その2~

片付け下手な筆者が、片付け上手の親友(飲み仲間つながり)のサトちゃん(仮名:40代・介護職・おひとり様)のお引っ越しを手伝いに行って学んだ、整理整頓のスゴ技をご紹介しております。なんとサトちゃん、6年住んだ1LDK(約35㎡)から1K(20㎡強)への「ダウンサイズ引っ越し」にも関わらず、新居に着いて半日で「ずっと住んでいるような状態」、しかも筆者の家より数段快適な空間(笑)に整えてしまったのですよ…!

その1では、妙齢の「いまはおひとり様」が「ダウンサイズ引っ越し」をするに至った流れと、荷物整理は「外のスケジュールに合わせない」というコツをご紹介しました。その1はこちら

続いて「いらないモノを仕分けるにも、片付け下手すぎて、仕分けたモノを置いておく十分な空間が無いよ」という筆者のような人には驚きの整頓術から、まずご紹介します。

ベッドやデスク、大物家具で「持っているモノ」を活かそうとしない

整理整頓の達人・サトちゃん曰く「引っ越しや模様替えで快適な部屋を作るには、大きな家具は『いま持ってるモノ』を活かそうとしすぎず、『理想の間取り』に合わせて、思い切って変える」ことも大事なのだとか。

「私はダウンサイズ引っ越しを決めてまず最初に、前の部屋で使ってた大きすぎるベッドと、4人掛けのダイニングセットを処分したのね。新居では収納付きのベッドにしようと思ってたし、ダイニングセットは不必要。それで旧居の空間があいたところで『いらない、と仕分けたモノの一時置き場』もできるわけ」

サトちゃんの家は大物家具を処分しなくても、私の場合はそのくらいのスペースは普段から空いてるとのことですが…。

「快適な部屋を作るには、大きな家具ほど『持ってるモノをなんとしても活かさないと』って縛られちゃダメ。引っ越しや模様替えは『今後、より快適に過ごしやすくしたい』からするものでしょ?何年も前の生活に合わせたモノに縛られて、これからの自分に適した空間レイアウトが破綻するなんて、すごくナンセンス。大物家具はいったん配置したら、なかなか動かせないんだから、その後の生活全体を左右しちゃうのよ。処分にかかるコストよりも、その後ずっと、不満を持ったまま長期間過ごすリスクのほうが、私はずっと重いと思う」

す、すごい…。そんな考え方があったとは!

若い頃の引っ越しで「捨てるのももったいないし…」と、4年使った安いロフト付きパイプベッドを天井の低い新居に入れて、狭苦しく邪魔に思い続けた2年間を思い出しました…。

達人の電気コード処理方法がスゴい!

サトちゃんの整頓テクで一番驚いたのが、電気コード類の処理です。

電気コードといえば、長すぎると見た目が悪く、引っかけやすさも危険、しかしコンセントの場所は限られており、時には延長コードも必要に…という、整理整頓上の難物です。ホームセンターや100円ショップでは「長すぎるコードをまとめる際になんとか可愛さをプラスするためのキャラつきマジックテープ」とか「まとめたコードを集めて隠すためのボックス」など、電気コードに部屋の雰囲気を邪魔されないよう苦心するアイテムが揃っていますよね。

…しかし、達人・サトちゃんは、そうした市販の「電気コードの存在感薄めグッズ」は使用していませんでした。彼女が駆使していたのは「幅広マジックテープ・強力両面テープ・ふつうの結束バンド」の3点です。

サトちゃんが旧居から持参した大型テレビの背面には、なぜかマジックテープ凹面が、強力両面テープで固定されていました。マジックテープ凸面は?というと、6口程度の細長い電源タップの背面につけられていました。

…つまり、マジックテープを合体するだけで、大型テレビの背面に、複数の電源が差し込める状態になるのです。

もともとあるコンセントは、部屋の端っこの下のほうにあって使い勝手が良くありませんが、そこに6口電源タップを1本つなげれば、
中央にあるテレビの位置で、
テレビの大きさですべてを隠せて、
絶対に足をひっかけない地上1メートルの高さで、
テレビごとくるりと回転できてホコリ掃除のしやすい配置で、
IT用ルーターやスピーカー、ゲーム機、録画機器等の電源がとれるのです。

結束バンドでこれらのコードの長さを調整したら、これにもマジックテープ凸の切れ端をくっつけて、テレビの背面にピタッ。

マジックテープと強力両面テープ、という「切るだけ」の組み合わせも実に便利。自分の持ち物の家具や家電に貼るので、賃貸の物件を傷つけることもありません。

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