コラム “夫婦は一緒に住むべき”はもう古い?経験者に聞いた「私たちが別居婚を選択した理由」~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

「今はおひとりさま」の今後の選択肢の中に「結婚」を考えている方も中にはいらっしゃるでしょう。結婚の一般的なイメージとして、「夫婦一緒に暮らす」がなんとなく当たり前になっていますが、世の中には「別居婚」を選択しているご夫婦もいらっしゃいます。

今回は、筆者の周囲の「夫婦のどちらかが単身赴任」よりも「別居婚」と表現したほうがしっくりくる…というご夫婦の実例をご紹介します。

「特段の事情が無い限り、夫婦は一緒に住むもの」的な、特に意識して考えたことはないけれど、それが常識…的な意識が、ちょっと覆るかもしれません。

これまでの連載:https://suits-woman.jp/column/saketoitata/

お互い40代の初婚で、最初から「別居婚」を選択した実例

筆者の飲み仲間のお姉さま・チナさん(仮名:ナレーター&声優)は、8年ほど「友達以上、恋人未満」的な関係だった同世代のボーイフレンド・タクさん(仮名:専門職の研究者)と、お互いに40代&初婚で入籍しました。結婚した理由はタクさんからのプロポーズです。

タクさん曰く、チナさんの魅力は「自立していて、でも女性としての可愛らしさも感じるところ」だそうで。

「30代後半を過ぎると、恋心だけでは交際しようと思えない…というか、異性としてのトキメキ的な感覚だけでは、簡単に人を好きになれなくなる。仕事は充実していて忙しいし、それでも『大事な時に、この人と話をしたいな』って思える相手がチナちゃんだなと気づいたら、そこから彼女の女性としての可愛らしさに目が行くようになって、ドキドキするようになった…という順番かもなぁ。そう意識したら、『半端な告白や付き合い方をして、友人としてのチナちゃんまで失うような事にならないよう、もう、大人同士の契約としての結婚を申し込むのがいいかもしれない』と思って」
…という経緯でプロポーズしたのだそう。

チナさんのほうは、
「タクちゃんのことはもちろん好きだし、私の事をそんな風に大事に思ってくれるなんて…と知ったら、『私も結婚したい』って自然に思えた」そう。

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