コラム 相談しにくい悩み「高齢処女」。30代後半卒業の筆者が語る、恋愛で一番の足かせだったもの~その2~

昨今、あらゆるデータで「異性経験のない若者の増加」が取り沙汰され、「高齢童貞」「高齢処女」というワードも出現し、密かに悩んでいる方もいらっしゃるようです。

…ということで今回は、実は30代後半まで「高齢処女」だった「卒業生」の筆者による、「卒業後に気づいた、かつての自分の悩みの問題点」をまとめております。

一口に「高齢処女」と言っても、人によって背景はさまざまだと思いますが、
「特に望まないわけではないのに、そういう機会がないまま今まできている」という、フンワリした、でもちょっとその事が気になっている…という程度に悩んでいる=かつての筆者のような方、多いのではいでしょうか?

その1では、かつての「高齢処女」時代に、恋愛アドバイスで筆者がよく言われていた、当時はナゾだった事についてと、「卒業」してやっとそのナゾの入り口にたどり着けた…という経緯までをご紹介しました。その1はこちら

「ストライクゾーンの狭さ」を自己分析したら、悩みの本質が見えた

さて、それまで筆者が「理想」と思っていたタイプとは別のタイプの彼氏ができたことを周囲に報告したら、「なんだ、そういう人が理想だったのか!」と周囲から言われまくり、
「どうやら自分は、ストライクゾーンが激狭だと思われていた」という事、
そして「実際、激狭だった」という事実に開眼した筆者でありました。

しかしこの「ストライクゾーンが激狭」という要素は、「絶対に、自分が思い描く理想どおりの相手でなければ受け入れない」と頑張っている…という状態ではありません。

筆者自身は単純に「自分に経験がない事に対する不安が大きすぎる」だけで、不安のあまり、相手を吟味しすぎてしまっていた…という状態だったのに、
周囲から見ると「筆者の実年齢のイメージ」とその理由の幼さが乖離していたゆえに「実はすごく理想像が高く狭い人」と処理された…という形です。まあ、この乖離に関しては一般常識的感覚の範疇致し方ないでしょう。

いま「在校生」の皆さま、この感覚、ありませんか?

「異性と大人の交際をしたことがないから、目の前の人と交際しておかしな事にならないか不安過ぎて、簡単に踏み切れない!」

…これ、当人にとってはすごく大きいけれど、周囲から見れば「いい大人」なので、そんな少女のような怖れがドカ~ン!と居座っていること、理解されにくいのですよね…。

「おかしな事」は心配しすぎなくて大丈夫

ちなみに「おかしな事」の内容は、筆者の場合「性的なことにのめりこんで我を失う状態になる」がナンバーワンでした。…こんな悩み、恥ずかしくて他言できませんし一人で葛藤しちゃいますよね(笑)。なので今回、あえて書きました(笑)。

現在、性的な情報は簡単に検索できますし、筆者の場合はオタクなこともあり、成人向け漫画なども読んでいたので「『男におぼれる』みたいな状態とかフィクションならいいけど、現実で相手と関係構築する際に、本来の自分の判断力を失ってしまったらヤバい」とか、本気で不安に思っていたのですよ…。だから「相手が自分をすごく好きで優しい」事に安心しきれる異性に出会うまで、踏み出せなかったのです。

しかし、『男におぼれる』みたいな事は、大人になってからの恋愛では、そう簡単には起きません。性的な事にそれほどの威力は無いのではと、今は思います。

とても好きで大切に思う相手とのそういう行為であっても、恋愛関係の中の一つの要素に過ぎませんし、その技術に特化した刺客(笑)とかでない限り、突然として相手の判断力を奪うほどの威力はないかと思います。「恋をして浮かれる」という時期は、男性にも女性にもある程度訪れるとは思いますが、「なんとなく高齢処女になっていた」というような、基本的に身持ちが固くて堅実な女性が、突然としてフワフワボンヤリしっぱなしになる…なんて事、そう簡単には起きないと思いませんか。「彼氏が性欲旺盛で、好きだけれどちょっと面倒」という女性も少なくありませんし、自分の不安な部分をあおるような情報(素敵な成人向け漫画とかw)ばかりに惑わされないでください。

むしろ、もともと弱い要素「とりあえず飛び込んでみる思い切り」とかを意識して行ってみるほうが、もやもやした気持ちを解決する早道かもしれません。

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