コラム 学生時代からの友人関係が大人の「妬み」で崩壊。我慢して付き合い続けることのデメリット~その2~

今回は、筆者の仕事を介した15年来の友人・ユキナちゃん(仮名:40代おひとり様・PR業)から聞いた、「人生プランのほとんどが本人の理想どおりに進んでいるのに、ほんの少しのピンポイントなズレにこだわっては、たまたま彼女の理想どおり100%成就に見える人生を歩む、親友の陰口を言い続けている女性」のお話です。

問題の女性・Aちゃんの「こだわり&親友妬みポイント」の具体的内容や、Aちゃんの陰口によって、学生時代以来の仲良し女子4人組(メンバーは子あり夫婦、子なし夫婦、おひとり様など多様)に亀裂が入っている状況についてはその1でご紹介しました。その1はこちら

そんなAちゃんの問題点について、Aちゃんのかつての親友・ユキナちゃんは「陰口を言うとかの行動そのものよりも、もっと深い、現代的な問題を感じてイヤ」と分析します。

…どんな問題でしょうか?

「ここが理想と違う」と嘆く内容が、まず「変えられないこと」な問題

ユキナちゃん曰く、
「Aちゃんのこだわる『兄妹の子どもが理想だったのに』っていうところ、まず、努力とかで変えようがない事でしょ?

そういう『変えられない事実』に関して、こだわって人を妬む…って、不毛すぎるよね?

たとえば『こちらは愛していた相手に振られてしまった』とか、『子どもが欲しかったけれど、かなわなかった』という場合だって、その失意にどうしても感情的にとらわれてしまう一時期があったとしても、『変えられない事』なら乗り越えて、というか『望むとおりにならなかった自分の人生』を、じゃあ、これからいかに充実させるか?楽しんで生きるか?…っていうのが、現実的でしなやかな生き方だと思うの。

個人にとって深刻な嘆きのポイントには差があるとしても、Aちゃんは、欲しかった2人のお子さんを持てたという部分や、経済力のあるパートナーを得て専業主婦をしたいという部分はかなえているのに、
『自分は兄妹の子どもが欲しかったのに、うちの子は理想と違う姉弟だ』という部分を嘆くなんて、私、ちょっと意味がわからないの。

Bちゃんへの陰口以上に、Aちゃんのお子さんへの失礼さが、人間としてイヤなのよ。

Aちゃんは『子どもの性別と生まれ順』の話だけをしているつもりで、自覚ないのかもしれないけれど、彼女の言ってることって、『親が自分の子どもの変えられない個性を否定しつづけてる』って事でもある、と感じちゃって」

「具体的に嘆いている内容」以上に、周囲に不快感を与える本質

…確かに、ユキナちゃんの言う通りです。

筆者も最初は「Aちゃんて人は、よっぽど理想の高い、自分が一番じゃないと許せないタイプなのかな」程度に聞いていましたが、そういう性格的な部分よりも、ユキナちゃんの指摘したポイントは、ずっと深刻です。

ユキナちゃん曰く、
「Aちゃんが、そういう自分の無神経さに気づいていないことが不快だし、自分の人生の、変えられない部分に関する不満を言い続けているって事も、『何十年同じことで嘆いてんだよ、未熟だな』って、げっそりしちゃう。

結局Aちゃんて、『Bちゃんの人生=彼女にとっての100%理想』以外の生き方を、根本的に否定する価値観の持ち主じゃん?って感じちゃう。

Cちゃんのように子どもを持たないご夫婦や、私みたいな『おひとり様』の生き方は全否定!的な構図になっちゃってない?って」

…考えさせられますね。

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