コラム 【酒とイタタ!】たった一言で場の空気は変えられる!お酒の席でセクハラを受けたときの賢い撃退法~その1~

実は店選びを間違えなければ男性からセクハラされることはない

前述のセクハラ撃退法は有効ですが、実は筆者、お客の立場で使用した回数より、バーテンダーとしてお客様女性を守る際に使用したことのほうが多いです。女性の一人飲みの際には、店=マスター選びがキモ。

「ちょっとしたエロネタとか他人イジリ程度は会話の潤滑油だよね~」的なノリのマスターのお店でなく、「基本的に失礼なことを言う人や下品な人は勘弁してほしい……」というタイプのマスターのお店なら、バーテンダーがお客様の規律を守りますから、女性客が不愉快なセクハラ被害に遭ったまま泣き寝入りで店を出る、なんてことは、まず起こりません。

筆者がバーテンダーをしていた際にもそうでした。そういうバーテンダーの店にはセクハラタイプの常連客はつきませんが、たまにフラッとノリの違うお客様が入って来られたりすることがあります。

そういう人に女性のお客様が困らされている時、または、バーテンダーの筆者自身が女性としてからかわれる事で他のお客様が不快に思われる時など、手を変え品を変え、なるべく穏便にセクハラ客を撃退しました。その結果あみ出した方法のひとつが、前述のお父さん&ご隠居撃退法です。

その他、イケメンで自分に自身があり、女性に平気でタッチしたり横柄な態度をとったりするタイプのセクハラ男に対して開発した方法もありましたが、どれも筆者=バーテンダーが女性ゆえに成立する、まあまあ穏便な方法ばかりです。

面倒なのは、男性バーテンダーが女性を守る場合。さらりと終わる場合もありますが、その後、守られた当事者の女性が知らぬところで、険悪な事態に発展することもあります。

さらに面倒なのが女性から男性へのセクハラです。これ、怖いことに、女性本人がそれと気づかぬうちにセクハラ加害者としてウワサされてしまうことがあるのです。

セクハラされそうになったら「お父さん」「ご隠居」の一言が場の空気を変える!

実はバーでは女性から男性へのセクハラも意外と多い!?男性バーテンダーが実際に遭遇したトンデモ事件とは?~その2~に続きます。

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プロフィール

きたざわ御神酒

きたざわ おみき……テレビ、ラジオ、WEB、雑誌で執筆中の雑食系フリーライター。30歳で「バー・一人飲みデビュー」をし、以後、居住地の下北沢中心にあちこちのバーに出没。趣味は「知らない人と話すこと」。趣味が高じて、一瞬、バーの店長をやったことも。
時には夜から昼まで飲み続けたウン年間のバー生活?で学んだ「女子の一人飲みルール」的なお話から、「バーで出会ったトンデモキャラ」のネタ話など、働く女子のタメになったりならなかったり、まったくどうでもよく移動中に読み流したいお話まで、酒にまつわるいろんなエピソードを書いていきます。