男性に「交際したい」と思わせるにはどうすればいいのか?その秘訣に迫るため、前編では正反対なタイプではあるものの超モテモテな二人の女性の例をご紹介しました。
複数の男性にコナをかける魔性の女と、清潔・堅実な40代主婦。正反対な二人のモテ女子に隠された共通ポイントとは?~その1~はコチラです。
男性にとって究極に理想の女性も実は正反対の2パターン
これまでに10年余、一人飲み客として、時にバーテンダーとして、夜の男性たちをウォッチしてきました。そんな筆者から言わせると、究極的には男性の理想の女性は以下の2要素になります。
(1)自分をずっと愛し続けてくれると信頼できる女性
(2)性欲を満たせる女性
妙齢男性は2の欲求も強いので、ときに2が先に立ったり、2に振り回されたりもします。男性が「1ではないとわかったけど、2がないと寂しいからとりあえず別れない」と思っていると、交際だけが長くて破局する事態も引き起こします。
その1で、ショーコちゃんブラザーズとしてエントリーしながらも交際までに至らなかった面々は、2に振り回されたと言わざるをえません。
しかし彼らは、自分はショーコちゃんに交際を申し込まずにズルズル様子見していたクセに、いざショーコちゃんがDV彼氏以外のブラザーと付き合うと表明すると青くなりました。
単純にセフレを失うのが寂しい様子ではなく、「他にさらわれるくらいなら、色々なマイナスポイントに目をつぶってでも自分が交際を申し込めばよかった」的な悔しがり方を見せたのです。
一体なぜなのでしょうか?
それは、ショーコちゃんは1の自分をずっと愛し続けてくれると信頼できる女性にもなりえるタイプだったからです。
ショーコちゃんはDV彼氏を当て馬のためだけに使用したのではなく、「そんな男でも愛おしいところがあってほっとけない」から、他の男性に逃げようとしたときにすらDV彼氏の話ばかりしたり、電話をかけたりしてしまうという側面も確かにあったのだと思います(そして最終的にはDV彼氏と結婚しました)。
モテモテ主婦ユカリさんもそうです。ユカリさんは外に遊びに来ていても、会話の着地点がいつも「パパ(旦那様)」かお子さんでした。どんな話題の時にも、自然と「うちのパパならこう言いそう」など、夫や子どもの話が出てきてしまうのです。
それくらい家族がユカリさんの一部なのでしょう。男性たちはその一途さに、「もし彼女に選ばれた対象が自分だったら、どんなに安心で幸せだろう」というドリームを見るのです。
そういうドリームを魅せる女性は、たとえ既婚者でも素敵な女性や憧れの女性、そして一夜限りの関係とは無縁の、大切に交際を考えなければならない対象になるのです。