コラム 【酒とイタタ!】こじらせ女子になってない?こじらせ脱却女子が教える「本当にほしい幸せをつかむ方法」~その2~

大学デビューも社会人デビューもできなかった筆者が、30代で迎えた一人飲みデビュー。

その段階で初めて、自分がいわゆるこじらせ女子だったことに気づいたという経緯は~その1~で。

自覚したところで簡単に脱却できないのが、こじらせの恐ろしいところです。一人飲みデビューして、多少色っぽい話が出てきやすくなった環境では、具体的にお相手を前にしてのこじらせ行動が炸裂するのです!

「身持ちの堅い女が幸せをつかむ」という不動の法則が崩壊

筆者はさんざん一人で酒場を飲み歩いていますが、身持ちだけは大変堅い女。このコラムでも「安売りはいけません」「自分を大事に!」とお堅いことを書きまくって参りましたが、それは筆者がそういうタイプだからというだけ。奔放な女性もその人らしい幸せをつかめることを知っていますし、自分と正反対のタイプの女性に対しても今では拍手を送れます。

しかし、『Suits WOMAN』は働く堅実女子がコアターゲット。そのため、筆者自身のようなタイプ~バリバリ働いて堅実な道を目指しながらも、不器用な部分も多いオトナ女子の多くがうなづける内容を意識してお送りしています。仕事といえど、自分が信じている路線しか書けないですからね(笑)。

閑話休題。筆者が一人飲みデビューをしてまず最初に好きになった人が、当時通っていたお店のバーテンダーでした。自分がくつろぐ場がほしかったこともありましたが、好きな男性への想いもからんでいたので、当時はそのバーテンダーのお店でたくさんお酒を飲んで上客になり、周囲と和をはかり、お店の居心地が良くなるように心がけていました。要は頑張っている好きな人を応援する気持ちもあったわけです。

さらに、「私は大酒飲みだけど身持ちが堅いよ!」って、筆者的には男性がみな好むと思っていた要素も、意中のカレにだけわかるように打ち出していました。

しかし、大失恋します。そのバーテンダーに彼女ができたのです。しかも筆者と正反対のタイプ。露出度が高くて、いつ浮気するかわからないような奔放な女性でした。

そんな危うい魅力の女性を好む男性がいるというのも知識としては知っていましたが、なにしろ筆者はデビューしたてなので、自分の好きな人がそのケースだと初めて知ったわけです。当時はものすごいショックでした。

迷走しまくった結果ひょうたんからコマな状況が生まれる!

しかし、それでもあきらめきれなかった。意中の彼が奔放そうな女性との恋に傷つく日が来れば、きっと自分の良さに気が付いてくれる日が来るかもしれないと、筆者はねばりました。今思うと、ちょっと怖いですが(笑)。

身持ち固く真面目に生きてさえいれば好かれるという意識も、一人飲みにまつわるいろいろな状況から変化し、ボサボサルックで飲みに出ることをやめ、自分なりに女性らしく身なりを整えた上で、意中の彼の店でもそれ以前と態度を変えませんでした。

すると、意中の彼には全く響かなくても、他の男性が筆者にそれとない好意を見せてくれるようになりだしたのです。

正直、ものすごく嬉しかった。ファッションも趣味も性格も個性的すぎて可愛くない、女性として自信が持てなかった自分、堅すぎるのがネックになってるのかと根っこもグラグラしだした時期に、自分に好意を示してくれる男性が現れたのです!

片思いが長すぎて疲れていた時期でもあったし、お相手も嫌いなタイプでもなく、そちらに行きたい気持ちもありました。にもかかわらず。ここでこじらせ発動してしまうのです。

筆者には、自分の堅さと一途さへの恐れもあったので「この人は本当に自分をずっと好きでいてくれる人物なんだろうか?」と、恐怖のあまりわざと冷たくしてしまったのです。でも実は気になってはいるので、過激なツンデレ状態。

たとえば、飲み屋の仮装イベントで、好意を寄せてくれる彼に衣装を貸してメイクもしてあげ、完璧な女装を手伝ってあげました。メイクをしてあげるときには相手の肌を触るので、めちゃくちゃ心臓がドキドキしたことを覚えています。そして彼はなんと、仮装大会で優勝し、商品としてテーマパークのペアチケットをゲットしたのです!

当然、テーマパークに一緒に行く相手として筆者を誘ってくれました。行きたかったのに筆者は「この人、自分に対してどこまで粘れるんだろう?」というこじらせ衝動が発動し、断ってしまったのです!

彼も一人飲み歴の長いオトナだったので、そんな筆者のこじらせ衝動に理解があったのか、2度までは断っても誘い続けてくれましたが、3度断るとさすがにひいてしまいました。筆者はホントは行きたかったのに、このときはこじらせがひどすぎ、態度を変えられなかったのです……。

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