コラム 【酒とイタタ!】無実の罪で警察に出頭!普通に生きていたのに犯罪に巻き込まれた「恐怖のトラブル事件簿」~その1~

半ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に、「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

たまに、何ひとつ悪いことをしていないのにとんでもない方向からあらぬ疑いをかけられ、実害まで被ってしまう事件がありますよね。例えば最近も、インターネットの無責任な書き込みが原因で犯罪関係者と勘違いされ、大変不運な状況に巻き込まれたケースがありました。本当に恐ろしく、気の毒な出来事です。

犯罪の疑いをかけられるだけでも滅多にないことなので、普段はそうした話を身近なところで聞くことは非常にレア。しかし飲みニュケーションの場では、知らない同士や、職場等の社会的な関係性の薄い間柄だからこそ、心に秘めたデリケートな話を打ち明けられることがあります。

今回は、筆者が飲み仲間に聞いた、あらぬことから犯罪にまきこまれかけた経験をご紹介します。まっとうに生きているつもりでも、思いもよらないことで嫌疑をかけられることもあるのです!他人事ではないかもしれないので、ぜひ心に留めておいてください。

偶然フリマで購入したモノが原因で警察に出頭する羽目に!

筆者の飲み仲間・アサミちゃん(仮名・20代フリーター)が、ある日、プンプン怒りながら行きつけのバーに入ってきました。

「ものすごい疲れた!今日、急に警察に呼ばれて6時間も話して来たんですよ!バイトも休まなきゃいけなくなって……。飲まないではいられないです!」

いきなり警察に呼ばれるなんて、穏やかではありません。よくよく事情を聞くと……。

その日の夕方、アルバイト帰りのアサミちゃんが自転車で次のバイト先に向かう途中、パトロール中の警官に呼び留められたのが発端。呼び留めれた理由はアサミちゃんとは全く関係なく、「この付近で不審者情報があり、近隣の皆様に不審者に関する目撃情報をお聞きしています」というものでした。

アサミちゃんは快く警察の捜査に協力しましたが、問題はその後。聞き込みの際に一応、証言者情報としてなのか、ついでアサミちゃんの乗っていた自転車の登録番号を控えられたそうなのです。なんとそれが、盗難自転車の登録番号と一致してしまったというのです!

アサミちゃんは青くなりました。実はその自転車は数週間前、公園で開催されていたフリーマーケットで、見知らぬ外国人から購入したものだったから。ちょうど新しい自転車が欲しかったし、価格も手ごろだったので、何の疑いもなく購入して乗っていたのだそうです。

しかし、彼女の乗っていた自転車が盗品だったことで事態は一変してしまいました。アサミちゃんは最寄りの警察署に出頭を求められてしまいます。

1 2