コラム 【もやもや】純烈元メンバーの壮絶DV…DV男を見極め近づかない方法はないのか…~その2~

「DVっていろいろありますけど、ひとつだけってことはありえなくて、暴力的DVの場合、並行して精神的DVも絶対にされるんですよ。体を殴られながら精神も殴られる、的な。ただ殴るだけなのって、ただの暴力……もちろん、それもよくないですけど、DVってもっと陰湿なんですよね……。

私の元カレのDV男は、本当に外面はめちゃくちゃよくて。友達もとても多くて、会社を経営していたのですが、部下にもとても慕われていました。

私、その彼と付き合うまでにけっこう知り合いの期間があって。彼から付き合ってと言われたあとも、OKするまで時間をかけたし、実際に付き合ってからしばらくの間は、本当にこの人でいいのかな……っていうぐらぐらした気持ちだったんです。

結局、友達以上恋人未満的な時期が2年くらいあって、その間ずっと、彼は優しかったんです。例えるならフランス人?スイートで、知的で、ジェントルで……。でも、私が、腰を据えて彼とちゃんと向き合って付き合おうって決めたころから、私に対する態度が豹変したんです。本当に、ばっちりタイミングが合いました。今思えば、彼は、私が自分のものになったと確信したんでしょうね。

ちょっと私が彼の気に入らないことをすると、大声で罵倒される、突き飛ばされる、頭を横から叩かれる……。みんながいる前ではしないんですが、ちょっと来い、と、腕を強くつかまれて人がいないところに連れていかれて怒鳴られたり。なんていうか、使用人みたいな感じです。ものを大切にしない人の所有物になった気がしました。

対策は、正解かどうかはわからないですけど、ありえないほど人望があって、神様みたいに誰にでも優しいって人は裏があるかもって思うことは大切かもしれません。神様っぽいけど人間だし、どっかにはけ口みたいのがあるに決まっているって思わないと、100%信じてしまうと、いきなりDVされたときに本当に驚いてしまって、ちょっとこっちの思考回路もショートしちゃうんですよ。ただ、人を疑ってばかりだと、なんかさもしい人生な気もするし……、難しいですよね。DV男を見極めようと躍起になったり、誰とも付き合えなくなったりするよりは、DV男だって気づいた瞬間に一目散に逃げるっていうほうがいい気もします」(製作・34歳)

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DV男に遭遇した女性に話を聞いてみると、誰もが「彼を怒らせるようなことをした私も悪かった」的なことを言います。たとえば、自分が浮気したという具体的なものから、彼の理想の彼女と違ったというふんわりしたものまで。でも、ちょっと待ってくださいね。たとえ、こちらが怒らせるようなことをしたとしても、殴る蹴るという暴力に帰結しない人もいます。というか、実際はそっちのほうが圧倒的に多いのです。「私が悪いから殴られた」という発想はDV男を助長させかねませんから……。くれぐれも、ご注意を。

女性に対して支配欲が高い男性が好きな女性というのも確かにいる。けれども肉体的暴力は犯罪な気がする……。

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プロフィール

白玉あずき

東京都出身。清泉女子大学卒。学生時代より活字メディアに携わり、四半世紀にわたり女性のおしゃれと恋愛とダイエットについて考察、記事にする。現在は雑誌や単行本の編集、制作に加え、女性コンテンツのプロデュースやディレクションなど多分野で活動。最近の生きるテーマは社会貢献と女性支援。