コラム 【もやもや】嵐の活動休止発表にショックを受けた、働くアラサー&アラフォーが思いを巡らせる「自由な生活」とは?~その2~

国民的人気アイドルグループ・嵐の2020年末活動休止発表。大野智さんの「自由な生活をしてみたい」発言を聞いて、働く独身女性の自由な生活について思いを巡らせている今週の「女のもやもやセラピー」。既婚者などから「自由でいいわよね、独身貴族はー」などと言われることも多い働く独身女性たちですが、改めて……「自由ってなに!?」。その2では、あずき総研が嵐と同世代の働く独身アラフォーに聞いた「自由な生活」についての意見を紹介します。~その1~はこちら

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「自由って、なった瞬間だけ気持ちいいものだと思います。私、今の仕事に転職する前、無職期間が3か月あったんです。超絶暇でした。前職が激務で追い立てられるような生活だったので、有給消化の1か月はリセットも兼ねて、のんびり休もうって決めていたんです。でも、見込んでいた転職先がとん挫してスタート時期が遅れてしまって。

確かに、仕事を辞めた直後は、もう誰からも催促メールが来ない!自由だー!って嬉しかったんです。そして有給の最初の1週間は、とにかく寝たいだけ寝ようと思って、眠くなったら寝る、目が覚めたら起きるって生活をしました。起きてからやっていたのは、主に部屋の片づけとか掃除です。

2週目は、ハワイ、ラスベガス経由でニューヨークに行ってミュージカルを観たり、お買い物したり。思う存分散財してきました。自分の予定としては、帰国して数日後から仕事復帰っていうスケジュールだったんです。それが崩れてしまって、本当に焦りました。多少の蓄えはありましたが、それは翌月のお給料をもらうまでの生活運転資金のつもりだったし、働いていないという状況って不安を募らせるんです。お金がなくなっちゃったらどうしようって。だから基本的に家から出ず、フリマアプリで売れるものを売ったりしてすごしました。

今日は不用品が1000円で売れた、今日のご飯代は稼げた、よかった!生きていける!という感じ。誰からも文句を言われない自由な生活でしたが、ぜんぜん楽しくありませんでした。むしろ、苦しかった(笑)。潤沢なお金があったら違うのかもしれませんが、お金がなくて自由だけあっても、私にはどう扱っていいのかわかりませんでした」(コンサルタント・32歳)

「私は、ひとつの場所に居続けなくてもいいってことが自由ってことだと思います。会社員だったころは、ポカポカ陽気で気持ちのいい日とか、なんで私は毎日会社に縛られて働いてるんだろうってイヤになってました。今日は天気がいいからピクニックに行こう!みたいな生活がしたいって。あと、友達とご飯食べたときとかに、温泉行こうよとかいう話で超盛り上って、いつにするって話まではいっても、結局仕事の予定が見えないとか仕事が休めないとかで、あー無理だね……ってなっちゃうとき。休みたいときに休めないなんて、不幸だって。それでクラウドワーカーになりました。

打ち合せがあるときにはダメですけど、デスクワークはパソコンさえあればどこででもできます。オープンカフェでも、それこそ海外でも。私は仕事自体が嫌だったっていうよりは、オフィスに閉じ込められているっていう感じが無理なんですよね。あと、後ろのデスクの人とかに監視されている感じとか。

とはいえ、毎日が夏休みっていう暮らしは飽きると思います。だから、大野さんが事務所に所属したままお休みを取れるっていうのは、ベストだと思いました。ご本人は退所も視野に入れていたみたいですけど、結果的によかったんじゃないかと思います。休んでたら、いつか仕事したいと思うと思うんですよね。それに、人間って他人から評価されないと達成感は得られないと思うし。旅人みたいな暮らしをしてインスタのいいねを自己実現の糧にできる人もいるみたいですけど、私には無理ですね」(事務職・34歳)

独身は自由じゃない

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