コラム 【もやもや】東大入学式祝辞に賛否…上野千鶴子名誉教授の言葉を、東大以外の女子はどう受け止めたのか~その2~

「仕事をしている女は男と張り合ってる、張り合いたいと思っているっていう概念にもやもやします。別に張り合いたくなんてないです。逆に、女が平等になりたいなら男と同じことをしてみろ、みたいな考えもいや。東大の祝辞で、上野先生もフェミニズムは決して女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想じゃないって言っていたけど、まさにそれです。ただ、普通にいたいだけなのに、どうしてこうも生きにくいのかっていうのは、すごく感じます。決めつけって本当にやめてほしいです」(経理・32歳)

「女性は社会性に乏しくて、すぐ感情的になるって思われているのが一番イラっときます。男だってイラチなヒステリーいますよね。それって性差でもなんでもなく、個人の資質だと思います。むしろ仕事の場では、女性のほうが臨機応変に対応していると思います。個人の見解ですが。もう、男脳とか女脳とか、ものを男女で分けたりるするのも、平成で終わりににしたほうがいいんじゃないですか」(営業・34歳)

「女は社会での仕事よりも育児家事に向いている、それが役目っていうやつでしょうか。でもそれって性別よりも個人の資質もありますよね。向き不向きみたいな個人的なものを性別で分けるのって、男性側の都合だと思う。自分が外で働くのに、誰かに身の回りの世話をしてもらえば便利ですしね。女が家庭向きっていうのは、それを実現させるための情報操作としか思えません。もっと、女性目線で考える平等があってもいいと思うんですが……。上野千鶴子先生の東大祝辞は極端だとは思いますが、上野先生みたいな人が声を大きく出してくれないと、日本はずっとこのままだと思うし。ずっと前を歩いていていただきたい方ですし、尊敬しています」(事務・29歳)

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他者からの偏見、思い込みで人生が小さくまとまってしまうということは、多いです。例えばひと昔前は25歳過ぎた女性には価値ナシ、なんてことも普通に言われ、女子自体もそれを冗談めかしながらも受け入れていた、つまり納得していた時代もあります。でも、それも昭和です。平成30年を超え、じきに令和。せめて次の世代の女子たちは、こんなことに苦しまないでいられる時代になりますように。

 

職場の雑用を普通に男子にもやらせるとこから始めてみるか。

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